Blog

屋久島ー関西ー関東、海を越えてデザイン作りのお話し。2019夏!しずくギャラリーで結婚指輪の相談会。屋久島にありがとう、プラチナリング と夕暮れ時の海。

彼の暮らす関東と彼女の暮らす関西、

そしてわたしの暮らす屋久島と、

これまで海を挟んで、長い距離を紡ぐように進めてきた結婚指輪のデザイン作り。

待ちに待った制作が始まっています。

 

ここまでは主にメールを通じて、そしてサンプルリングなどの郵送を通じて、

お二人と長く打ち合わせを重ねてまいりました。

 

いざ本番の作業を進めるにあたって、

これまでのメールをざっと見返してみたら、

30通以上はあって驚いた。

 

「自分達の指輪のサイズなどもわからない状態なのですが、このような状態でもお願いすることは可能でしょうか?」

一番最初は全くの白紙だった指輪作り。

 

そこからさらに少しずつメールを読み返していくと、

指輪作りのあれこれが蘇ってきて、グッときた。

ここまでお話を繰り返すごとに、

お二人のかたちや素材、付け心地や大切なポイントなどが、

少しずつ生まれてきたデザイン作りだった。

 

今となっては、

この距離感、この時間感覚がかえって創作意欲を盛り上げてくれたような気がしています。

ワクワクでした。

 

さて、今日のアトリエです。

昨日は2本のプラチナリング の土台が出来上がったところまでを書きました。

屋久島 夏の雨上がり。プラチナの結婚指輪を作る。

 

彼女のリングは幅2.0mmで彼のリングが幅2.5mm

シンプルなスクエアシェイプ のアウトラインです。

 

微妙なボリューム感を調整するために、

海を越えて何度もサンプルリングを届けてお試しいただいたのも、

今となっては楽しかった思い出だなあ。。

お二人の暮らしの中で、ずっと長くつけていられるフィット感にはこだわりました。

 

そして、もう一つのこだわりは屋久島を感じるテイスト作り。

ここからシンプルなプラチナリング にお二人オリジナルの装飾を加えてゆくことになります。

鉄の土台にリングをはめ込んで、その上から金槌でリングを叩いています。

コン。コン。

と何度も。そして力強く。

そうすると、リングの表面、見えますか?

金槌の叩き模様がついて、凸凹の表情が生まれてきています。

 

叩く作業は一度だけ!

生まれる表情も一つだけ!

 

ハンドメイドのジュエリー作りの素敵なところは、

その微妙な揺らぎも含めて作品の要素となるところだと思う。

 

さてさて、

作業がひと段落したところで、金槌を一旦置いて、

しずくギャラリーに。

今日は結婚指輪の相談会でした。

ずっとお会いしたかったお二人に会える。ドキドキ。

 

東京から屋久島へ。

飛行機とフェリーを乗り継いで来てくれたお二人。

うまく台風の影響から逃れて屋久島入りできてよかった。

 

聞くと、昨日は屋久杉ランドで森を歩き、栗生の海をひと泳ぎして、夜は癒しの宿フォーマサンヒロさんに宿泊されて、それは最高の夏時間を満喫されたとのこと。

お話ししているとお二人の楽しいフィーリングがギャラリーいっぱいに広がった。

 

そして、嬉しかったのは

twitterでずっと長くジュエリーのことを見てくれていた彼女に、こうして屋久島でお会いできるなんて!

ほんの小さな今がずっと先の未来を創っているんだなあと思うと、なんだか希望が溢れてきた。

 

屋久島でつくる結婚指輪

 

 

ギャラリーでのお話が終わると、お二人はまた海へ向かって車を走らせていきました。

それにつられるように、わたしも車に。

まだ日没まで数時間ある!

オレも海に行くことにしよう。

プラチナリング と夕暮れ時の海。

 

今朝の作業で凸凹模様の装飾を施したプラチナリング を持って、

いつものビーチまでやってきた。

 

手の中でプラチナリング をくるくるさせると、

海のブルーや夕日のオレンジ、屋久島の夏色がキラキラと表面に映っては跳ね返っていった。

動くと変わり続ける表情が万華鏡のようでもあるなと思った。

ざあざあと波音に包まれてるのに、静かなのがお気に入りです。

いつものビーチのサンセット。

今日も屋久島にありがとう。

 

皆さまもどうぞ素敵な夏の日を♪

いつもここにきてくれてありがとうございます!!

 

屋久島 夏の雨上がり。プラチナの結婚指輪を作る。

夏の雨上がり。

光が強くてしずくがダイヤモンドみたいに見えます。

アトリエではプラチナの結婚指輪作りが進んでいます!

いつものように、プラチナの角ばった線をくるりと巻いて、火を当てて、リングを作りました。

シンプルなリングに、これから少しずつ装飾を加えてゆくのが楽しみだなあ。

今日も暑い屋久島サウスでした。

 

始まり編

屋久島から静岡に届けたマリッジリング。台風波と紫芋のパン。結婚指輪作りのリレー。

屋久島から静岡に届けたマリッジリング。台風波と紫芋のパン。結婚指輪作りのリレー。

朝早い時間、出来上がった結婚指輪を静岡に送り出した。

春から長く続いた指輪作りがひと段落したので、ほっと一息。

今日は島の北側まで足を延ばすことにした。

台風のうねりが届き始めていた秘密のポイント。

秘密の、というのはポイントの名前であります。

台風波を心待ちにしていた仲間たちがすでに二人海に入っていた。

 

午前中をここで波乗りして過ごして

帰り道、宮之浦は“ひらみや”さんで紫芋のパンを2個と牛乳パックを買い求めて

アトリエまでの長いドライブのおやつといたしました。

 

アトリエに戻ると、夏の木漏れ日が心地よかったので、

これから始まる結婚指輪作りの素材を持ち出してみた。

ハイビスカスとプラチナ

一つの指輪作りが終わって、また新しい制作が始まります。

まるで指輪作りのリレーのようですね。

指輪作りで生まれたインスピレーションが、次へ次へと繋がってゆくのが面白い。

明日からプラチナリング 制作編をよろしくお願いします!

屋久島の緑に囲まれて。お二人の好き!が詰まった[シャンパンゴールド×イエローゴールド ]植物がらの結婚指輪。

屋久島ジュエリーのアトリエ オーダーメイドマリッジリング ゴールド 屋久島でつくる結婚指輪

k18シャンパンゴールド、イエローゴールド で作りました。

リングの表面にお二人オリジナルの模様を施した、植物がらの指輪。

 

出来上がった指輪を前にして、

4月にしずくギャラリーに来てくれたお二人が、今とても懐かしく感じています。

 

ここまで長く3人で一緒に試行錯誤を重ねに重ね、

出来上がったデザインが形になって、感動でいっぱいです。

 

屋久島の緑に囲まれて![しずくギャラリーで結婚指輪の相談会]

デザイン作りが始まったのは春のことでした。

お二人にしずくギャラリーでお会いした日は最高の晴天日で、

あまりの心地よさに庭の木陰に指輪を持ち出したのをよく覚えてます。

 

そしてそして、

いよいよ始まった指輪作りの間、とにかく屋久島は暑い日が続いていて、

海に通いながらの

夏の指輪作りとなりました。

 

屋久島の緑バック オーダーメイドマリッジリング ゴールド 屋久島でつくる結婚指輪

さっそく庭に持ち出して、夏の木陰で眺めてみると、

木漏れ日も、ゴールドの輝きも、緑も植物模様も、

屋久島の一つの景色のように見えたお二人の結婚指輪。

 

彼のシャンパンゴールドと、彼女のイエローゴールド が微妙だけどはっきりとした色の違いがあって

アウトラインは揃って、緩やかにカーブしている。

 

少し違っているのに、お揃い感があって、

いや、少し違っているから、お揃い感があるのかも。

リングを手にしてそんなことを考えた。

 

屋久島の自然に中で暮らして、素晴らしいのは植物の多様性の中に身を置けることだろう。

そこには実に様々な個性があって、

その中にいると、ああ、オレはオレでいいんだ!と自分がここにふさわしいように思える。

力強い癒しがあるんです。

 

そして、この指輪も。

日々、自然の中で作業をされるお二人の暮らしの一部になるように、シンプルで丈夫に仕上げました。

角度2 屋久島の緑バック オーダーメイドマリッジリング ゴールド 屋久島でつくる結婚指輪

同じ自然大好き仲間だったからかな。

「大好きな苔のデザインをリングにレイアウトしたいのです!」

と彼女が言ってくれたイメージをとてもスムーズに思い浮かべるすることができました。

 

タマゴケに、コツボゴケ、

実際にある苔をかたどった彫刻なんですよ。

一つだけのオリジナルデザインが出来上がって、

二人の表現としての指輪作りだったなあと思う。

角度3 屋久島の緑バック オーダーメイドマリッジリング ゴールド 屋久島でつくる結婚指輪

楽しかった指輪作りも、いよいよ一区切りとなりましたね。

なんだか名残惜しいような気持ちますが、

終わりの始まり。

わたしの中にはこれから始まるお二人の素敵な時間のイメージが広がってます。

 

いつかまた、緑の中で一緒に写真撮れると嬉しいですね。

そうそう、そういえば4月に一緒に写真を撮ったとき、後ろにあった柿の木に大きな身

実がつき始めているんですよ。

しばらくすると実りの季節ですね。

ご結婚おめでとうございます!

 

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

 

オーダーメイドのお問い合わせはこちらより
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

 

オーダーメイドの流れまとめ

[オーダーメイドの流れまとめ]屋久島より、海をこえて結婚指輪お届けします。

 

制作編

屋久島の夕焼けに包まれて。 笑顔になる、あたたかでオリジナルな結婚指輪作り。

屋久島の夕焼けに包まれて。 笑顔になる、あたたかでオリジナルな結婚指輪作り。

屋久島の空 夕暮れ時 屋久島日々の暮らしとジュエリー オーダーメイドマリッジリングのモチーフ 

こちらは昨日の夕暮れ時。

屋久島は台風シーズンの始まりで、

台風の前後は決まって印象的な空模様に出会うことができるんです。

ぞくっとするほどに美しい。。

といった感じでしょうか。

その造形や色彩、、圧倒的だった自然のイマジネーションに包まれてアトリエに戻り、結婚指輪作りを再開することとした。

オーダーメイドマリッジリングの制作過程 屋久島ジュエリーのアトリエ ゴールド 屋久島でつくる結婚指輪

左が彼女のリング。18kイエローゴールド 。

右が彼のリング。18kシャンパンゴールド。

お揃いのゴールドを使って、

少しずつ配合を変えて、アウトラインも少しだけ変えて、

お二人の結婚指輪を作ってます。

 

少しずつ違いがあるせいで、お揃い感が増して見えるのはなぜだろう。

お二人もまた、どこかとっても似た雰囲気があるカップルなんです。

 

場面2 オーダーメイドマリッジリングの制作過程 屋久島ジュエリーのアトリエ ゴールド 屋久島でつくる結婚指輪

直線的だったリングにカーブをつけて、

それと合わせるように彼のリングにもカーブをつけると

 

場面3 オーダーメイドマリッジリングの制作過程 屋久島ジュエリーのアトリエ ゴールド 屋久島でつくる結婚指輪

2本のリングが一つの個性に包まれたように感じられた。

 

彼女のリングが抑揚のあるすっきり細身のアウトラインで、

彼のリングが実直でしっかりしたアウトラインなのも、

お二人のキャラクターに近しく感じられて、なんだかいいなと思った。

 

笑顔になる、あたたかでオリジナルな結婚指輪作り。

いよいよ終わりが近づいてきた。

 

制作編

屋久島の海を越えて、結婚指輪を送る。スイカよりも甘かったトウモロコシ。夏の夕焼けとイエローゴールド とシャンパンゴールド。

 

いよいよあと少しで完成を控えて、

また朝がやってきた。

屋久島のハイビスカス 屋久島花とジュエリー オーダーメイドマリッジリングのモチーフ

今日も暑い屋久島です。

やっぱり夏はハイビスカスだよね!

と南国らしい明言をいただいたのは平内の区長さんでもある、ひろしさん。

朝食 屋久島ジュエリーのアトリエ 屋久島日々の暮らしとジュエリー

さて、

暑い朝の食事はすっきりといきたくなりますね。栄養たっぷりだと、さらに嬉しいところ。

今朝のメニューは頂き物のグラノーラにミルクといたしました。

ここ最近のグラノーラってこんなにも新しくなってるの!!

と感動しながら頂いて、早朝のギャラリーへ。

 

屋久島しずくギャラリー外観 屋久島でオーダーメイドマリッジリングの販売 屋久島でつくる結婚指輪

早朝は光が良いので写真に収め、

またアトリエに戻ってこのブログを書いてました。

今からまた土曜のギャラリーに行ってきます!

皆さま素敵な週末を♪

屋久島の海を越えて、結婚指輪を送る。スイカよりも甘かったトウモロコシ。夏の夕焼けとイエローゴールド とシャンパンゴールド。

屋久島から愛知へ。

すっきり細身のwave ringにアウトラインの表情、サイズと変化をつけて4本。

東京へ。

ご出産前に指輪が入らなくなってしまったので、以前作ったサンプルをリサイズしたシルバーリング。

こちらは京都のお二人に。

ラウンドシェイプ 方徐々にスクエアシェイプ へ、という新しいデザインは先日しずくギャラリーに来てくれたお二人との会話の中で生まれた新しいデザインです。

彼女に1本と、サイズとwave具合を変えて、彼に2本。

 

新しく始まった指輪作りにワクワクしながら

合計で8本のリングを海の向こうに送り届けて一安心。

気がつけばまた一段階暑さがグレードアップしているように思えた。

 

いやいや、暑い日が続きますね。

ここ数日は結婚指輪のサンプルリング作りに夢中になっていて、

ブログの方も短めとなっていましたが、

今日は久しぶりに日々の暮らしと制作編です。

アトリエもすっかり夏のムードいっぱいになりました。

山盛りのトウモロコシをおやつに食べる、というのがいつもの夏でありまして、

この皮むき作業をしていると、

ああ、夏本番だなあと心踊ります。

トウモロコシは海水ほどに塩を入れた熱湯でざっと茹で上げて、そのままがぶりといただきました。

毎年同じことを言っているような気がするけれど、

思っっているよりも、ずっとずっと甘い!

スイカよりも甘かったトウモロコシ。

そんなコピーも見つけました。

 

 

さてさて、

アトリエでは春のしずくギャラリーに来てくれたお二人の結婚指輪作りの続きが始めることになり、

庭に指輪を持ち出して、夏の緑の中で作業のイメージを高めていた。

 

そういえば、お二人とはギャラリーのお庭で、緑に囲まれて指輪の相談会をしたのをよく覚えてる。

緑に囲まれた素敵な時間だったなあ。(巻末にリンクあります)

左側が彼女のイエローゴールド 。

右側が彼のシャンパンゴールド。

 

デザイン作りの関係で、異なる工程を進めてきた指輪作りでしたが、

2本のリングが初めて揃って、いよいよここから一緒に造形作業を進めることになりました。

 

彼女のリングにはオリジナルの植物模様を彫刻することになり、

デザインを描いて→データ化→3Dプリンタで原型作り→鋳造という、

それはデリケートな作業を経て、その姿が生まれました。

 

リング幅が約2.0mm

なのに、こんなにもはっきりと模様を確認できる!

オリジナルで初めてのデザインだったので、ドキドキでしたが、

綺麗に彫刻できてよかった!!

 

この模様は植物大好きな彼女と何度も何度もデザイン画のやり取りをして出来上がったデザインだったので、喜びも大きくて、

最初は何もなかったところにイメージが生まれて、そこから生まれた小さなリングを前にして感動してしまった。

 

その感動をインスタグラムのストーリーズでお二人とシェアして、

次はメンズの造形作業を始めることに。

彼女のリングのアウトラインと同じになるように、

鉄鋼ヤスリでガリガリと削り出しています。

 

柔らかく優しい付け心地。でもシャープで洗練を感じる。

抱いているのはそんなイメージ。

 

ここからさらに変化を加えていくのですが、今日はここまで。

1日の終わりに、指輪を持って海に出かけました。

夏の夕焼けとイエローゴールド とシャンパンゴールド。

今日も屋久島にありがとう。

素敵な指輪作りはもう少し続きます。

 

 

相談会編

屋久島の緑に囲まれて![しずくギャラリーで結婚指輪の相談会]

制作編

シンプルなリングが大好き。自然が大好き。シャンパンゴールド結婚指輪作り、最初の第一歩。

one of a kind “fern ring” in yellow gold and silver

オーダーメイドマリッジリング 屋久島のシダモチーフ ゴールド 、シルバー 屋久島でつくる結婚指輪

material: 18k yellow gold, silver
size: left:2.3mm wide , right: 3.0mm wide

Delivery time is within 2 months.
Make by custom, One-of-a-kind .

こちらの作品はサイズを合わせてオーダーメイドにてお作りいたします。
ご注文からお届けまで約2ヶ月。

 

屋久島でつくる結婚指輪

 

お問い合わせ
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

結婚指輪に描いた小さな森。屋久島でお届けした、二人だけの“シダ模様の指輪”

2.0mm yellow gold and 2.2mm pink gold. wave ring with cutting line

オーダーメイドマリッジリング 白抜き ゴールド 屋久島でつくる結婚指輪

material: 18k pink gold, 18k yellow gold
size: left:2.0mm wide , right: 2.2mm wide

Delivery time is within 2 months.
Make by custom, One-of-a-kind .

こちらの作品はサイズを合わせてオーダーメイドにてお作りいたします。
ご注文からお届けまで約2ヶ月。

 

屋久島でつくる結婚指輪

 

お問い合わせ
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

柔らかに作ろう。屋久島の空のように、おおらかに作ろう。 イエローゴールド ×ピンクゴールド お揃いデザインの結婚指輪が出来上がりました。