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お二人の暮らしや思いを映しこむように。屋久島でゆっくりと流れる結婚指輪作りの時間

今朝は低い位置に虹が出た。

島の中でも季節や太陽の具合によって、

虹の出やすい場所があることが最近はわかるようになってきた。

 

今日みたいに低い位置に虹が出るときは

あの場所だ!と言わんばかりに

県道脇の鬼塚農園さん方面へと向かう。

駐車場あたりに車を泊めて空を見上げると、

左端から右端まですっぽりと、それは大きく見えた。

いつものビーチで1時間ほど波に乗ってからの、

アトリエに。

軽く焼いたトーストにアボカドを乗せて塩と胡椒、

オイルを少々、そして半熟卵をのせてサンドイッチを作って

コーヒーを淹れて朝食といたしました。

 

そんな1日の始まり。

今年もあと5日となりました。

 

今年のうちにやっておきたいこと!

などなど、盛りだくさんの頃でありますね。

わたしの方はと言いますと、

今年のうちにお届けしたいサンプルリングがあって、

朝の船で海を渡ることができてホッと一息。

今日のラインナップ

上から下に。

 

メンズ wave ring/ round  2.6mm-1.8mm
レディース スクエア叩き模様 2.0mm     レディース スクエアwave 叩き模様2.2mm-1.4mm
素材サンプル プラチナ・k18イエローゴールド 

 

ほんの数日前はシルバーの角ばった線だったリング

海の向こう、鹿児島にお住いのお二人とはここまでメールやお電話を通じて

デザイン作りを進めてきた。

 

彼と彼女、そしてわたしと一緒にイメージした結婚指輪が

サンプルではあるけれど、初めてここに形になったのを前にして、

ワクワクせずにはいられなかった。

 

急速に速度を上げ続けるこの頃だからだろうか、

海を越えて、そして2019年から2020年へと。

そしてお二人の暮らしや思いを映しこむように。

じっくりと流れる指輪作りの時間がとても心地よく感じています。

 

年末のファイル整理をしていたら出てきたお気に入りの写真。

ついつい眺めては作業の手が止まってしまうものですね笑

 

元気いっぱいのモンステラ。蝉の鳴き。声小川のせせらぎ。眩しかった太陽。

夏の記憶が蘇った瞬間。

 

屋久島でつくる結婚指輪