屋久島の夜光貝とゴールドを組み合わせて作った月のネックレス。
これから海を渡ることとなり、
梱包作業を進めていたら、
ついついその輝きと色彩に魅入ってしまっていた。
「こちらのペンダントトップの大きさはどれほどでしょうか?」
とメールでお問い合わせを頂いたので、
デジタルノギスを取り出してきて、今一度大きさを測ってみると
月の長辺が約9.0mm、短辺が約6.0mm、厚みが約4.0mmとなっていた。
小さなサイズに、厚みをしっかりととってあるので、
キュッとした確かさを感じられるボリュームだろう。
それにしても
小さいほどに貴重さを感じたり、ついつい目を向けてしまうのはなぜだろうか。
梱包をひと段落して、海へ出かけたら
そうだっ!
夜光貝のジュエリーの美しさと特別さの秘密に気がついた。
屋久島の海からいただいた夜光貝だということ。
これってやっぱり特別感があるのです。
そして、
夜光貝は生息する場所や、個体によって、部分によって、
全く違った輝きを持っていること。
出来上がるジュエリーにとてもオリジナルを感じられるので
プレゼントにも最適だろう。
今回もプレゼント用にリボンを巻きました。
海の月ネックレス 18k yellow gold, 夜光貝
そしてそして、
なんといってもこの夜光貝、
月の色にとっても似ているんです。
黄色い光の中に、ブルーやピンクやオレンジ、グリーン。
朧だったり、涼しげだったりして。。
屋久島の暮らしの中で、海から取れた夜光貝で月のジュエリーを作るのは
とても自然なことだった。
日々の生活のことがあって、気がつけば最近は月を見ていなかった。
なんてこと、たまにはあるかも。
お天気のこともありますし。
でも、
忘れがちな日々だからこそ、
本当に大切なものを身に纏っていたい気持ち、ありませんか。
月の輝きをいつも身に付けていられたら素敵だろうな。
ふと思い出したのは
初めてこのジュエリーを作った時に思い描いていたイメージでありました。
最後に短い動画です。
月のキラキラを表現してみました。
海の月ネックレス from SHIZUKU GALLERY on Vimeo.