春ですね。
大好きなコデマリも咲き始めました。
新しい生活が始まったり、
これから始まる準備で大忙しだったり、
始まりの季節をみなさまいかがお過ごしですか?
始まりといえば、
今日は島で開催された結婚式に行ってきました。
会場は島の北側、宮之浦の自然公園。
春の青空の下、
子供から大人、お爺様まで、ホントたくさんの人たちが集まっていた。
流木で作られたアーチの前にいるのは海の仲間であり今日の主役、
トシくんとエリさんであります。
そして、その間にいるのがわたくし。
カメラのパチリパチリという音もたくさん聞こえてきた。
お二人には結婚指輪を作らせていただいたこともあって、
なんと結婚指輪の交換に立ち合わせていただくことになったのです。
このポジション的に神父さん目線でもあり、、
お二人の感動がダイレクトに伝わってきて、鼓動が大きく波打った!
みんながデニムを装って、芝生で音楽を演奏しながら、
料理を持ち寄って、
子供たちが走り回って、大人たちも走り回って、
という結婚式のスタイルは屋久島流で、
みんなで役割を分かち合いながら育まれてゆく世界が
これからもどんどん広がってゆくだろう。
お二人の幸せな時間の中で
そんな未来を想像していた。
表面に凸凹を施して
ピンクゴールドのリングの表面に現れたキラキラの装飾。
金槌でコンコンと叩き、
スタンプのようにその凹凸をつけてゆきました。
20回、いや50回近く叩いただろうか。
5分のようにも感じるし、1分だったかもしれない。
一度叩いたら元には戻れない作業に、
ついつい没頭しすぎてしまう 笑
ハンドメイドでジュエリーを作ることにずっと夢中なのは、
お二人の時間、お二人とわたしの時間、わたしが作っている瞬間
今、そのものがカタチに変わるから。
世界にただ一つ表情をお二人に届けたい。
さらに、このようなものも作りました。
プラチナの小さな粒々。
「しずくの粒がついたリングが好みです!」
そう言ってくれた彼女は屋久島に住んでいたので、
雨のリズムが大好きなのかな。
島が紡いでくれた繋がりにありがとう。
ピンクゴールドの細いリングにプラチナのしずく。
これは色合い的にも素敵な組み合わせとなりますよ!
お二人と一緒にイメージしていた指輪が
実際のカタチとなる。
今、とてもドキドキしています。