Blog

きっと男子も好きになる!使ううちに自分らしくなる“シダ模様の結婚指輪” #屋久島でつくる結婚指輪

 

オーダーメイドマリッジリング、ジュエリーのアトリエ 手に持って イエローゴールド 屋久島のシダモチーフ 屋久島でつくる結婚指輪

fern ring  18k yellow gold

 

クリスマスもいよいよ近づいてきました。

出来上がったばかり、シダの指輪です。

 

オーダーメイドマリッジリング、ジュエリーのアトリエ 手に持って イエローゴールド 屋久島のシダモチーフ 屋久島でつくる結婚指輪

メンズでは始めてゴールドを使ったこと。

幅広の印象的なデザインであること。

2本のシダ模様が指輪を包み込んでいる様子。

この指輪で好きなところはいっぱいありますが、

その中でもエヘンと自慢したいのは、

波のようにカーブしたリングのアウトラインなんです。

 

はっきりと抑揚をつけたカーブ具合が気持ちよすぎて

出来上がったばかりのリングを手の中に収め、

何度もくるくると回してしまったほど。

オーダーメイドマリッジリング、ジュエリーのアトリエ 手に持って イエローゴールド 屋久島のシダモチーフ 屋久島でつくる結婚指輪 オーダーメイドマリッジリング、ジュエリーのアトリエ 手に持って イエローゴールド 屋久島のシダモチーフ 屋久島でつくる結婚指輪

指輪が回る。表情が変わる。

つけていると、くるくるして遊んでしまいそう。

 

こちらシダの指輪のデザイン作りでは、

ものづくり中心の暮らしに寄り添うデザインってなんだろう?

ガラス工芸をお仕事とされている彼と

そんな意思疎通を深めてまいりました。

 

とくにメンズとなれば、

頑丈さや気軽さ大切となるところだろう。

小さなキズの一つも味わいとなるようなスタイル、

わたくしを含め、男子にとって永遠のテーマですものね。

使えば使ううちに指輪が自分らしくなるようなイメージ。

 

女性的できらびやかな宝飾品の印象も素敵だけど、

結婚指輪には長く時間かけて育ていくような感じがあって、

そう思うとまた違った楽しみが見えてきた。

男子も興味いっぱいになるジュエリー像が見えてきた。

 

京都での結婚指輪相談会の様子

屋久島でつくる結婚指輪  京都編

 

 

そのくるくる具合は動画の方がわかりやすく、

短くまとめてみたのがこちら。

fern ring in yellow gold from SHIZUKU GALLERY on Vimeo.

 

 

屋久島の雨、ハイビスカス カサ越し 屋久島花とジュエリー オーダーメイドマリッジリングのモチーフ

hibiscus under the rain in December 

 

雨の続く屋久島サウスです。

メンズのリングを作る進めてる時はずっと雨音に包まれていたような。。

こうなると南の島でもさすがに寒い!

 

ふと、始めてお二人からいただいたメールをチェックしてみると、

日付は9/2となっていた。

この指輪が生まれたこともそうだし、

まだ三ヶ月と少ししか経ってなかったのかと、

時間の濃密さに驚いた。

 

明日にはメンズとレディース2本揃ったところをご紹介いたしますね。

いよいよです!

屋久島の雨、ハイビスカス クローズアップ 屋久島花とジュエリー オーダーメイドマリッジリングのモチーフ

 

メンズリング制作編

触れる、感じる。結婚指輪の心地よさ♪ 屋久島でつくる“シダ模様の指輪” 制作編

 

レディースリング完成編

ふわり、風に漂いそう♪ プラチナ×ゴールド、シダの葉っぱをかたどった結婚指輪 #屋久島でつくる結婚指輪

 

 

屋久島の友人にお届けする、ルビーとサファイアを抱いたシャンパンゴールドのリング #リメイクジュエリー #屋久島

オーダーメイドリメイクリング ジュエリーのアトリエ ルビー、サファイア、ゴールド 屋久島でつくる結婚指輪

ルビーとサファイアを抱いたシャンパンゴールドのリング。ずっと作りたかったデザイン!

偶然のようでもあり、必然のようでもあり。これしかない!と思えるデザインに出会えるところがオーダーメイドの素敵なところだと思う。

“家族から譲り受けたリングをリメイクできますか?”と声をかけていただいたのがきっかけで始まった指輪作り。

聞けば、彼女はこれまでずっと指輪をつけないスタイルでいて、今回が自身にとって初めての指輪となるという。

ずっと長くジュエリーを見てくれている彼女に大切なジュエリーをおまかせいただけて、ただただ嬉しかった。

同じ屋久島に暮らす彼女とは島の南と北を行ったり来たり。お母様がお使いだったリングを今の暮らしに寄り添うように、シンプルなデザインを目指して打ち合わせを重ねてきた。

譲り受けたジュエリーを、今、暮らしに寄り添うデザインに。リメイクジュエリー、サファイア ルビー編

そういえば、屋久島に暮らし始めたのは彼女も同じくらいの頃だったかな。これまでのいろいろをなんとなく懐かしく思いながら、出来上がったリングを手にして。

手に持って オーダーメイドリメイクリング ジュエリーのアトリエ ルビー、サファイア、ゴールド 屋久島でつくる結婚指輪

今日はどちらをつけていこうか、迷ってしまいそうな2本の指輪。天然石をしっかりと石枠で包み込むスタイルだと、日々の暮らしの中でもたくさん使えるので嬉しい。

石は横向きにして、リングは細く、叩き模様をつけて柔らかに、シンプルに。伝えてくれたデザインがずっと作りたかったスタイルだったのも印象的だったなあ。。

テーブルの上 ジュエリーケース クッキー 屋久島日々の暮らしとジュエリー

彼女の作ったクッキーと、わたくしの作った指輪。

かれこれ、もう10年近くのお付き合いになりましたね。

常にアップデートされるレシピやメニュー、デザインなどのスタイルが素敵すぎて、いつも刺激を受けてます。

これからも一緒にものづくり楽しんでゆきましょう。いつもホントにありがとう!

 

リメイクのご相談はこちらよりどうぞ
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

 

 

 

制作編

冬に温かシャンパンゴールドのリング。 リメイクジュエリー、オリジナルのいろいろ。屋久島里の森を歩く。 ツワブキの指輪2018

触れる、感じる。結婚指輪の心地よさ♪ 屋久島でつくる“シダ模様の指輪” 制作編

屋久島の緑バック オーダーメイドジュエリーのケース手に 屋久島でつくる結婚指輪

プレゼントの季節です♪

今日も屋久島サウスのアトリエからは一つのジュエリーが海を渡り、

そして、

海の向こうからは「プロポーズ成功しました!」と、嬉しいメッセージも届いた。

寒い季節にあたたかい言葉、より響きますね。

お二人の幸せが海の向こうから伝わってきて、こちらも幸せな気持ちに包まれました。

オーダーメイドマリッジリングの制作風景 ジュエリーのアトリエ ゴールド 屋久島のシダモチーフ 屋久島でつくる結婚指輪

18k yellow gold, work in progress

 

今日のアトリエ。

彼女がお気に入りだったシダのモチーフを

お二人でシェアするように結婚指輪を作ってます。

 

つい先日出来上がった彼女のリングはシダのアウトラインをかたどったもので、

彼のリングはシダ模様を彫り込んだスタイル。

(レディースのリング編は巻末のリンクよりどうぞ。)

 

お二人は琵琶湖のほとりでガラス工芸のお仕事をされていて、

毎日の暮らしでは、常に手作業は欠かせないものだという。

 

わたしも同じなのですが、ものづくりのお仕事ではどうしても指輪を外して作業する必要があって、

特に男性は付け外しの場面でも気にせずカジュアルに扱いたい。

そんな気持ちがあるもので、

ものづくりをお仕事とされる暮らしの中でも丈夫にお使いいただけるようにと、デザインの打ち合わせを重ねてきた。

 

イエローゴールドを使って、しっかりと幅広のボリュームで作りましょう!

彼のリングはそうして生まれたスタイル。

 

 

10月の京都でのミーティングはこちら。

屋久島でつくる結婚指輪  京都編

 

 

手に持って、内側クローズアップ オーダーメイドマリッジリングの制作風景 ジュエリーのアトリエ ゴールド 屋久島のシダモチーフ 屋久島でつくる結婚指輪

リングの内側を柔らかい丸みをつけています。

 

リング内側はつけている時に指に触れるところで、

毎日つける結婚指輪の着け心地を決める部分であります。

 

外には見えない部分だけれども、

自分自身が一番知っている部分があって、

ここに柔らかなデザインを加えてゆくと、

つるりと快適な着け心地を纏うことができる。

一生をかけてつける結婚指輪作りを通して、

自分自身に向かうデザインの大切さを知りました。

 

自分と指輪、その接点となる場所を大切にしたい。

 

場面3 オーダーメイドマリッジリングの制作風景 ジュエリーのアトリエ ゴールド 屋久島のシダモチーフ 屋久島でつくる結婚指輪

前にうっすらと見えるシルバーのリングが彼に合わせて作ったサンプルリング。

京都で打ち合わせした日を思い出すなあ。

3人でお話しして生まれたインスピレーションを、

ここに再現してゆきます。

 

場面4 オーダーメイドマリッジリングの制作風景 ジュエリーのアトリエ ゴールド 屋久島のシダモチーフ 屋久島でつくる結婚指輪

木槌と鉄の枠組みを使って、コンコンコンと造形を繰り返し、

1日の終わりに流線型のアウトラインが現れた。

 

それにしても

植物だったり、水のイメージだったり。

自然に力が宿る印象は日本独特のものだと思う。

 

対照的にジュエリーの生まれた欧米の思考は数字をベースとするロジカルなもだろう。

機能美と装飾性

感情と客観性

相反するものが出会う場所をイメージして作業机に向かってます。

 

 

オーダーメイド結婚指輪作り休憩時間 さつまいも 屋久島日々の暮らしとジュエリー

今日のささやかな幸せ。

屋久島のシダ ツワブキの黄色 前ボケ 屋久島花とジュエリー オーダーメイドマリッジリングのモチーフ

散歩道ではいつもの冬の情景に出会いました。

海、空、シダの葉 屋久島日々の暮らしとジュエリー オーダーメイドマリッジリングのモチーフ

新しい一週間が始まりますね。

寒くなってきて師走ムード高まりつつありますが、

ふわり

ゆっくり行きましょう。

 

 

ふわり、風に漂いそう♪ プラチナ×ゴールド、シダの葉っぱをかたどった結婚指輪 #屋久島でつくる結婚指輪

冬の屋久島、シダの葉をモチーフに結婚指輪を作る!メンズ編

屋久島ツワブキの花、シダの群生 屋久島花とジュエリー オーダーメイドマリッジリングのモチーフ 

屋久島冬の名物であるツワブキの花。

開花のピークは過ぎたかなと思ったけれど、

まだ次々と新しく咲き続けています。

いつもの散歩道を歩いていたら、

シダの群生の中にポコリと顔を出していた黄色い花。

シダとツワブキの花。

ちょうどこの冬に進めている指輪の制作にぴったりの組み合わせだなと思いました。

 

オーダーメイドマリッジリングの制作風景 ジュエリーのアトリエ 屋久島のシダモチーフ ゴールド、プラチナ

 

レディース編はこちらよりどうぞ

ふわり、風に漂いそう♪ プラチナ×ゴールド、シダの葉っぱをかたどった結婚指輪 #屋久島でつくる結婚指輪

 

屋久島をキュッと凝縮した、小さな花のジュエリー。プラチナ×ゴールド×ダイヤモンド “ミカンのネックレス”出来上がりました

オーダーメイドお花のネックレス 手に持って 屋久島のタンカンの花モチーフ ゴールド、プラチナ、ダイヤモンド 屋久島でオーダーメイドジュエリー

みかんのネックレス pt900, 18k yellow gold, diamond

 

屋久島の12ヶ月を彩る季節に心を奪われて、

それぞれの月を飾る花々をかたどったネックレス。

 

この屋久島をキュッと凝縮したサイズ感がかわいくて、使いやすく、

これまで何度も声をかけていただいて、

わたしも気に入って作ってきました。

 

すっきりしたシルエットの5枚の花びらと、

長い花弁を模倣した石枠を組み合わせた

ミカンのネックレスは4月の花で、

このネックレスを前にすると、

ついついみかんの花の甘い香りを思い出してしまうのです。

 

白の可憐さと、みかんの元気な印象と、優しい香りと、、、

屋久島の里に広がるタンカン畑から生まれたジュエリーです。

 

いつもはシルバーを使っているこのネックレスを

今回はプラチナとゴールド、そしてダイヤモンドの組み合わせでと

オーダーいただいて作りました。

オーダーメイドお花のネックレス 手に持って 屋久島のタンカンの花モチーフ ゴールド、プラチナ、ダイヤモンド 屋久島でオーダーメイドジュエリー

プラチナは小さくてもしっかりとした重みを感じられるのが嬉しい。

表面をマットに仕上げると、

手触り柔らかく、体の一部になってしまいそうなくらい有機的だった。

 

屋久島タンカンの花 屋久島花とジュエリー オーダーメイドジュエリーのモチーフ

Tankan flower in Yakushima 2017

 

タンカンお花がこちら。

アトリエのある屋久島サウスでは5月に咲くので、

これは2017・05の花です。

 

この香りが大好きなのか、ミツバチもいっぱい集まってきます。

そういえば、同じ島に住む養蜂のプロにこの春に収穫した蜜をいただいたら

ふわっと柑橘の香りが口の中に広がったなあ。

聞けば、はちみつはタンカンの花やレンゲ、菜の花、などなど

集める蜜の花によってその味わいが大きく変わるという。

 

美味しかった今週の思い出がこちら。

屋久島の蜂蜜 屋久島のタンカンの花 屋久島日々の暮らしとジュエリー

ゴクリ。

最初はスプーンで蜜だけを少しずつすくい取って、

薄く切ったトーストに乗せて食べてたけれど、

美味しさ余って、そのうち手のひらに大きく取り分けて、

そのままカプリカプリと食べ続けてしまった。無心だった。

 

さてさて、

出来上がったネックレスをお届けしたく、

さっそくケースに入れて海を渡る準備を。

 

お花のジュエリーはこうして眺めているだけでも元気になりますね!

朗らかな空気に包まれたジュエリー作りでした。

 

作業がひと段落したところで、海へ。

久しぶりに、いつものビーチにやってきた。

屋久島、今年初めてのプチ寒波です。

皆さまもあたたかくしてお過ごしくださいね。

素敵な週末を。

 

ミカンのネックレス制作編

オーダーメイドネックレス制作編 屋久島タンカンの花、お二人のストーリーをジュエリーに

オーダーメイドネックレス制作編 屋久島タンカンの花、お二人のストーリーをジュエリーに

ツワブキの花がここ10年で最高の開花を見せている。

アトリエのすぐ裏にある小さな森の中に入ると、

ぐるりと視界がいっぱいになるほど、一帯に黄色の花、花、花。

 

夏じゃないの!と疑うくらいに暖かい冬が続いているからだろうか。

屋久島に暮らすようになって初めての出来事に心震えて、

これから毎日この花を追いかけることにしようと決めた日。

屋久島のツワブキ、木漏れ日 屋久島花とジュエリー オーダーメイドマリッジリングのモチーフ

Tsuwabuki flower, December

 

花に導かれるように、森の奥へ奥へ向かうと、

このようなシーンに出会いました。

黄色くてぱかりと開いた花に出会うと元気が出るのですよね!

今日も屋久島の花に励まされながらの、

ジュエリー作りです。

 

オーダーメイドジュエリーの制作風景 お花のネックレス 屋久島のみかんモチーフ プラチナ、ゴールド 屋久島でハンドメイドジュエリー

platinum×18k yellow gold

 

屋久島では4月の後半になると開花が始まるタンカンの花をモチーフにジュエリーを作ってます。

長い花弁を模したゴールドの石枠とプラチナで造形したお花部分を組み合わせて、

400番、600番と細かく紙やすりをかけると、

プラチナとゴールドならではの重厚感のある質感が浮かび上がってきた。

 

彼が彼女にミカンの花をかたどったネックレスをプレゼントしようと決めたのは、

つい先日ミカン狩りに行った楽しい思い出があるからだとか。

ここにもまた、お二人の素敵なストーリーがありました。

クリスマスにも間に合いそうでよかった!

 

オーダーメイドジュエリーの制作風景 お花のネックレス 屋久島のみかんモチーフ プラチナ、ゴールド 屋久島でハンドメイドジュエリー

ググッと近くまで寄ってみる。

質感があらわになって、

金属って柔らかいのだなあ、土から生まれてきたのだなあと実感する瞬間。

冷たいのにあたたかい。

初めてなのに、懐かしい。

そんな言葉を見つけました。

 

人差し指の先に乗るほどなので、

大きさは約0.8cmくらいでしょうか。

とっても繊細なジュエリーなのです。

 

ここにダイヤモンドをセットして、

プラチナの繊細なチェーンを合わせると、、

ああ!

待ちきれませんが、続きはまた明日!

 

今日もここに来てくれてありがとうございました。

今が夜の皆さまは、良い夢を♪

今が朝の皆さまは、どうぞ素敵な1日を!

 

屋久島、タンカンの思い出と、ミカンの花をかたどったネックレス。制作編

屋久島、タンカンの思い出と、ミカンの花をかたどったネックレス。制作編

一つの指輪が出来上がって、

次の指輪を作るまで。

今日はその間の日。

少し呼吸を整えたく、海に向かうと

屋久島の海、空 屋久島海とジュエリー オーダーメイドマリッジリングのモチーフ

そこはモワッと湿った風が入っていて、冬とは思えないほどに暖かだった。

そういえばもう12月。

この南国風味の冬のせいか、

師走ムードを一切感じずに日々を過ごしてます。

みなさま、そちらの12月はいかがですか?

 

さて、もうすぐクリスマスということで、

それまでにお届けしたいジュエリーがいくつかありまして、

ここぞとばかりに

少しずつ進めていたジュエリー作りを再開することに。

 

オーダーメイドジュエリーの制作風景 ジュエリーのアトリエ お花のネックレス プラチナ、ゴールド 屋久島でオーダーメイドジュエリー

プラチナを使って、お花のペンダントを作ってます。

奥に見えるのは花弁をあしらったk18イエローゴールドの石枠。

ここにダイヤモンドをセットして、

みかんの花をモチーフとしてネックレスとなる予定なのです。

 

冬がやってきて、屋久島では柑橘類の収穫ムードが高まってきておりますが、

わたしも大好きなタンカンの木にもたくさんの実が色づき始めている。

屋久島のみかん畑 タンカン 屋久島日々の暮らしとジュエリー オーダーメイドジュエリーのモチーフ

タンカンはこれから寒い冬を通り、2月が収穫となり、

収穫が終わって4月になると、白く小さな花がつき始めます。

 

収穫の賑わい、

島の静かな冬、

タンカンたっぷりのグリーンスムージー、

春、漂う花の甘い香り、

 

みかんの花をかたどったネックレスを作っていると

タンカンにまつわる思い出が蘇ってくる。

 

そういえば、いつもはシルバーを使ってるこのネックレスをプラチナで作るのは初めてのことだなあ。

ゴールド×プラチナ×ダイヤモンドで現れる新たな雰囲気も楽しみ。

小さくて、その中に確かさが詰まってて、贈り物にぴったりのジュエリーだと思う。

どんな風にプレゼントするのだろう。

ワクワクしながら、作業机に向かってます。

 

ふわり、風に漂いそう♪ プラチナ×ゴールド、シダの葉っぱをかたどった結婚指輪 #屋久島でつくる結婚指輪

10月に京都でお会いしたお二人につくる結婚指輪、

レディースのリングが完成いたしました!

屋久島のシダをかたどった指輪です。

 

屋久島でつくる結婚指輪

 

(お二人との出会いは、巻末のリンク 京都編をご参考ください。)

 

わたしの中で、屋久島らしいといえば、何と言ってもシダの指輪。

実物のシダとほぼ同じ大きさで作ったので、

有機的なフィーリングにあふれている。

 

素材と選んだプラチナとゴールドの組み合わせは

しっかり頑丈なのはもちろん、

しなやかで、柔い印象、色のコントラストが高く、

結婚指輪として長くお使いいただける要素がつまってます。

そして、後ろ姿。

1.1mmと細いイエローゴールドのリングが本体となっているからだろう。

ふわり、風に漂いそう。

とても軽やかな印象を感じました。

初めて屋久島を訪れた時、ものすごく大きいシダがあったり、緑の色調も形も実に豊富で、その多様性に強く惹きつけられたのを覚えています。

 

屋久島の象徴的なシダの葉を身に纏うようにと、実際の葉っぱを摘んでそれを見ながら造形したのがシダの指輪を作り始めたきっかけ。

 

植物に触れたり、身近に感じたりすることの気持ちよさ!

指輪をつけた時、そんな柔らかい気持ちに包まれると素敵だなと思う。

出来上がった指輪をガラスの置物に重ねて。

お仕事でガラス工芸をされている彼と彼女。

京都でもモノづくりのお話を伺っていると、これから新しい暮らしとともに、どんどんつくる続けるぞ!という躍動を感じました。

金属とガラスの相性も良いものですね!

 

 

作業がひと段落したところ、さっきまでの雨が止んだので庭に出てみると、

あれ?と思うほどツワブキの花がいっぱいになっていた!

うん。次はメンズのリングいきますね。

 

こちら屋久島はまるで夏の終わりくらいに暖かい日が続いてますが、

皆さまそちらの12月はいかがですか?

どうぞ素敵な冬の一日を♪

 

屋久島でつくる結婚指輪 京都編

屋久島でつくる結婚指輪  京都編

シダの指輪 制作編

葉っぱを摘んでつくった指輪、覚えてる? プラチナ×ゴールド シダをかたどるマリッジリング作り #屋久島でつくる結婚指輪

葉っぱを摘んでつくった指輪、覚えてる? プラチナ×ゴールド シダをかたどるマリッジリング作り #屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドマリッジリングの制作風景 ジュエリーのアトリエ 屋久島のシダモチーフリング 指の上 ゴールド、プラチナ 屋久島でつくる結婚指輪

昨日、プラチナとゴールドを組み合わせてシダの葉っぱをのカタチを作ったので、

いよいよそれを丸い指輪型に造形することに。

鉄の芯金に当てて、グイ、グイとゆっくり回してゆくと、ジュエリーらしいリングの姿が現れた。

金属に小さな息吹が宿った瞬間だった。

 

葉っぱを摘んで、身に付けるように

そんなイメージを抱いて始めたジュエリー作りですが、

金属を使っての作り方も同じような手順になるものですね。

子供の頃の記憶が蘇ります。

ジュエリーの表情も、屋久島の自然とともに作られる。シダの結婚指輪、制作記

 

 

作業の途中、今日もタイミングを見つけてはシダの葉っぱ研究に出かけると

屋久島のシダ 山茶花の花びら 屋久島花とジュエリー オーダーメイドジュエリーのモチーフ

シダの周りに山茶花の絨毯ができていた。

山茶花の季節も後半となったのかー!とカレンダーを見ながら少し急ぎ足になり、

空を見上げて大きく深呼吸するとそこに咲いたばかりの花が見えた。

屋久島の山茶花 屋久島花とジュエリー オーダーメイドジュエリーのモチーフ

flower life, jewelry life

これからもう少し山茶花と、ツワブキ、そして椿へと

屋久島では色鮮やかな冬が訪れます。

赤や黄色の暖かい色がホッとしますね。

そして、もうすぐクリスマスもやってくる!

クリスマスプレゼント ジュエリーケースと山茶花の花 屋久島花とジュエリー 屋久島でつくる結婚指輪

これから海を渡るジュエリーにはリボンを巻いてプレゼント仕様にいたしました。

花とジュエリーとお二人と。

今週も素敵な時間に包まれますように。

 

ジュエリーの表情も、屋久島の自然とともに作られる。シダの結婚指輪、制作記

海を越えて結婚指輪のご相談をするときは

素材感や付け心地、デザインを確かめていただけるように

いつもサンプルリングを揃えてお送りしています。

 

気になる素材と、わたくしホームページの作品群から選んでもらったお好みのデザインとをチョイスすると

集める指輪は10本に近い数となる。

屋久島のツワブキバック オーダーメイドマリッジリングのサンプル ケースの中 手に持って 屋久島でつくる結婚指輪

今回のサンプルリング。

ちょうど10本でした。

 

ラインナップは上段左側から、

k18イエローゴールド、シャンパンゴールド、ピンクゴールド(素材サンプル)

プラチナのラウンドシェイプ、シルバーのハーフラウンド、シルバーのスクエア(素材とデザインのサンプル)

山リング、海リング

キラキラ模様のリング、メンズレディース

 

ちょうど今、庭のツワブキの花が満開だったので、

島の冬とともに指輪も海を渡るのかな、

そんなことも考えたり。

 

そして、

すぐ足元にもあった島の冬がこちら。

屋久島のシダの葉っぱ 手に持って ツワブキの花バック 屋久島花とジュエリー 

シダの若葉と満開のツワブキ

 

つい先日からシダの指輪を作り始めているので、

中心は左右にやわらかくカーブしていること。

元気な葉っぱは常に空に向かって反り返っていること。

マットで、しかも艶やかな表面の質感。

などなど、

シダの葉に宿る微細な表情を感じ取っていた。

 

観察したり感じた事柄を、すぐに作業に反映できることが

何と言っても島の暮らしで素晴らしいところだろう。

 

オーダーメイドマリッジリングの制作風景 ジュエリーのアトリエ シダの葉っぱモチーフ 手に持って プラチナ、ゴールド 屋久島でつくる結婚指輪

作ったのがこちら。

プラチナの薄い板でかたどったシダの葉っぱ

その中心に、茎をイメージしてゴールドの細い線を組み合わせました。

 

この細いゴールドの線は後々リングとなる部分で、

葉っぱを感じる繊細なスタイルと、

長くお使いいただけるしっかりとした丈夫さ、

二つのバランスを大切にしました。

 

実際のシダと比べるとどうだろう、

アップで見てみると

オーダーメイドマリッジリングの制作風景 ジュエリーのアトリエ シダの葉っぱモチーフ  プラチナ、ゴールド 屋久島でつくる結婚指輪

なんとも繊細な表情が現れておりました。

シダの葉っぱ部分は長さが4cmほどなので、

先端の幅は約2mmほどであります。

 

シダの指輪は、ここから手を加えるほどに息吹を帯びてきますからね!

島の時間とともに作業を続けてまいります。

 

hello, December!

屋久島 ツワブキの花 屋久島花とジュエリー オーダーメイドマリッジリングのモチーフ

12月の屋久島サウスより。

あっという間に満開になりました、ツワブキの花。

オレも一緒に駆け抜けたい!

2018年のラストとなりましたね。

みなさま今月もよろしくお願いします。