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小さくてつめたい。でも、木肌のような温もり感じました。[樹木のうねり]プラチナの結婚指輪 #屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドマリッジリング 屋久島の緑バック プラチナ 屋久島でつくる結婚指輪

木のうねり。

樹木のもつ、うねりの表情を指輪に現すと、

それは水の流れのようでもありました。

 

お二人の心の中にある、大切な自然の風景を写すようにと進めてまいりました、プラチナの結婚指輪作り。

メンズのリングはスクエアシェイプのアウトラインに大きく切り込みを入れて、いよいよ完成!

 

「6月には森の中で結婚式をするのです!」

と送ってくれた、大きな桂の木とお二人の写真があって、

屋久島の森の大木ともどこか似ているような太古の風景に思いを巡らせながら、作業中は机に向かっていました。

木肌のような表情を持つプラチナリング です。

 

夕暮れ時、屋久島の深い緑の中に指輪をかざすと、

小さくて冷たいプラチナのかけらが、

どこか温もりを帯びているようで、

ついさっきまで動いていたかのようにも感じられた。

 

屋久島より、海を越えてはるか北。

東京よりもずっとずっと北で、青森よりは少しだけ南。

雪国に暮らすお二人に届ける結婚指輪作りもいよいよ後半に差し掛かりました。

 

そして、これからバトンをレディースのリングに渡して、

最後の仕上げを進めてゆきますね。

 

彼のリングは樹木で、

彼女のリングは雪のイメージです。

 

出来上がりは来週、ここで。

少し先になりますがどうぞお楽しみに!

手に持って オーダーメイドマリッジリング 屋久島の緑バック プラチナ 屋久島でつくる結婚指輪 角度2 手に持って オーダーメイドマリッジリング 屋久島の緑バック プラチナ 屋久島でつくる結婚指輪

 

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

 

制作編

岩手ー屋久島。海を越え、遠い場所で出会う結婚指輪作り。メンズリング編

レディース編

お二人の好きな自然のこと。自然の中にコロンと見つけた結婚指輪。屋久島から岩手に届ける結婚指輪。制作編

岩手ー屋久島。海を越え、遠い場所で出会う結婚指輪作り。メンズリング編

今朝はしずくギャラリーから始まりました。

窓際ディスプレイは指輪メインのセッティング。

「屋久島旅でぜひ実際に指輪を見てみたいのです!」

FBでメッセージをいただいたのは1ヶ月ほど前。

時間を合わせて、今日ここでお会いすることになったのです。ドキドキ。

 今日のインスピレーション。

 

ツワブキのお花をメインとして、もう少しリングをしっかりとできますか?

では、リングは思い切ってシルバーにするのはどうでしょう? タフにお使いいただけます。

お花は?ゴールドで。

合わせる石は?ダイヤモンドで。

 

一緒に指輪を挟んでお話しするうちに、

彼女のオリジナルがするりと決まってゆく時間。

それはまるでずっと前から決まっていたような、

偶然のような、必然のような。

 

そしてあとはサイズ。

指輪はサイズをピタリと合わせてお使いいただきたいので、

しっかりとサイズを測って、いよいよデザインが出来上がった。

 

ちょうどこのブログを書いているときに、

FBにメッセージが入った。

「今、名古屋に帰りました!」と彼女から。

 

おお!さっきまで一緒にいたと思ったら!

屋久島が恋しくなる頃に、指輪をお届けいたしますね。

僕も今からとても楽しみです。

 

 

そしてそして、

楽しかったギャラリーを後にして、

からの、今日のアトリエです。

お二人の暮らす岩手と、ここ屋久島。

海を越え、遠い場所で出会う結婚指輪作り。

今日からメンズのリングを作り始めました。

 

お二人には指輪の中に、岩手の自然を写し込むようなイメージがあって、

彼女のリングは雪で、

彼のリングは木のイメージでした。

 

屋久島も圧倒的に自然優位な場所なので、

全てのことが自然から始まるのは、

きっと多分、同じようなフィーリングに違いない。

お二人がいつも見てる景色がここにあるんだろうなあ。

伝えてくれたモチーフを思いながら、

そんなことを考えていた。

 

メンズのリングはこのようにカーブをつけました。

木のうねり。

それを現そうとすると、

緩やかなカーブや流れるライン、

それが水のイメージと重なることに気がついた。

 

指輪の表面に“うねり”を施す作業を前に、

今日はここまで。

 

外からは波の音が聞こえるので、

明日の朝は海に行ってみようかと思ってます。

あと少しで週末がやってくる!

みなさま素敵な一日を。

 

屋久島でつくる結婚指輪

 

レディースリング制作編

お二人の好きな自然のこと。自然の中にコロンと見つけた結婚指輪。屋久島から岩手に届ける結婚指輪。制作編

お二人の好きな自然のこと。自然の中にコロンと見つけた結婚指輪。屋久島から岩手に届ける結婚指輪。制作編

オーダーメイドマリッジリングの制作風景 屋久島ジュエリーのアトリエ プラチナ 屋久島でつくる結婚指輪 場面2 オーダーメイドマリッジリングの制作風景 屋久島ジュエリーのアトリエ プラチナ 屋久島でつくる結婚指輪

朝まだ暗いうちから始まった今日の指輪作り。

プラチナのリングのアウトラインを鉄鋼ヤスリで削り出してゆき、

そして紙やすりに持ち替えて、丸くて柔らかなアウトラインを造形する。

外では激しく雨が降り続いていました。

 

彼女のリングはいつもよりも少しだけ丸みを多くつけて。

細身ながらにしっかりとボリュームを保ちつつ。

海を越えてお二人と作ってきたデザインのイメージを地図のように大切に抱きながら作業は進み、

造形がひと段落する頃にはすっかりと明るくなっていた。

屋久島雨の雫 屋久島雨とジュエリー 屋久島ジュエリーのアトリエ 屋久島でつくる結婚指輪

朝のキラキラ。

 

「自然の中にコロンと見つけたような結婚指輪をイメージしています。」

ちょうどデザイン作りを始めた頃、彼女からいただいたメールの中にあった一言がずっと心の中で響いてて。

今朝もぼんやりと、お二人の暮らす岩手の大地のことを思い巡らせていた。

 

お二人の好きな自然。

遠く離れた屋久島もそことつながっているだろうか。

雨上がり。しずくのキラキラ。

いま、ここでお二人の指輪を作ってます。

屋久島雨の雫と結婚指輪を手に  屋久島雨とジュエリー プラチナ 屋久島ジュエリーのアトリエ 屋久島でつくる結婚指輪

丸くて柔らかなプラチナリング のライン。

お気に入りです。

 

レディースのリングはここからさらに作業あるのですが、

ひとまずここまでにしよう。

(これはとっても楽しみな作業なんです!)

 

そしてそして、

次なる作業の準備に取り掛かろうとして空を見上げると、

屋久島の山々、青空 屋久島ジュエリーのアトリエから見た景色 屋久島山とジュエリー

すっかりと晴れました屋久島サウス!

 

ザッと降ったと思ったら、ピタリと止んで、太陽が眩しいいほどで、思わず目を細めてしまう。

屋久島が屋久島らしい季節になってきた。

屋久島の山々バック オーダーメイドマリッジリングの素材 プラチナ 屋久島でつくる結婚指輪

さて、メンズの材料を用意して、

楽しみはまだまだ続きます!

 

屋久島でつくる結婚指輪

 

始まり編

雪と結婚指輪。新しい結婚指輪作りが始まりました! #屋久島でつくる結婚指輪

 

 

雪と結婚指輪。新しい結婚指輪作りが始まりました! #屋久島でつくる結婚指輪

屋久島の海、空、夕暮れ時 屋久島海とジュエリー オーダーメイドマリッジリングのインスピレーション

昨日の夕暮れどき

これから始まる指輪作りを前に海に出かけた。

屋久島の海、空、夕暮れ時  オーダーメイドマリッジリングの素材、手に持って プラチナ 屋久島海とジュエリー 屋久島でつくる結婚指輪

結婚指輪作りの素材となるプラチナ。

海の向こう、お二人の暮らす岩手はずっと向こうにあった。

 

そして今日。

アトリエではいよいよ制作が始まりました!

オーダーメイドマリッジリングの制作風景 屋久島ジュエリーのアトリエ プラチナ サンプルリング 屋久島のはな 屋久島でつくる結婚指輪

指輪作りのために用意したのは、

素材となるプラチナの線が2本。

奥には、お二人と長く打ち合わせを重ねて出来上がったサンプルリング。

そして遠く岩手から届いたお手紙。

 

お二人から初めてお便りをいただいたのは去年の十二月。冬が深まる頃だった。

屋久島の自然を写しとるようなジュエリーを気に入ってくれたことを伝えてくれて、

お二人の暮らす岩手の雪景色の写真が何点か添えられてあった。

「わ、これままるで神話の一場面のようだ!」

今まで見たこともなかった雪景色に感動しながら、これから始まる指輪作りに胸を躍らせたことを、

こうして材料を前にして、今また鮮明に思い出していました。

 

雪と結婚指輪。

 

お二人と、

お二人の大好きな岩手の自然のイメージとともに、

ここまで一緒に歩いてきたの道のりを振り返りながらの制作が始まりました。

まずはレディースです。

オーダーメイドマリッジリングの制作風景 屋久島ジュエリーのアトリエ プラチナ  屋久島でつくる結婚指輪

platinum900, work in progress

 

1本の線の時は、このようにしてくるりと曲がるのだけど、

場面2 オーダーメイドマリッジリングの制作風景 屋久島ジュエリーのアトリエ プラチナ  屋久島でつくる結婚指輪

リングになると固くてビクともしなくなる。

 

これって繋がることの強さなのだろうか。。

なんとなく哲学めいた比喩を思いつきそうになって、

すぐにどこかに通り抜けていった。

 

そしてまた指輪作りを再開して、

岩手の雪景色をイメージする。

場面3 オーダーメイドマリッジリングの制作風景 屋久島ジュエリーのアトリエ プラチナ  屋久島でつくる結婚指輪

これまでプラチナリング を何度作ってきたんだろう。

でも、

オーダーメイドの指輪作りではその一つ一つが全てオリジナルで、

いつも新しい出会いを与えてくれるのが面白い。

今回もまた、たった一度だけの巡り会いがあるのだと思うと、心が躍りました!

 

屋久島の緑に囲まれて![しずくギャラリーで結婚指輪の相談会]

屋久島の空 飛行機雲 屋久島日々の暮らしとジュエリー 

快晴の屋久島!

今日は結婚指輪の相談会でした。

 

屋久島しずくギャラリーの庭 オーダーメイドマリッジリングの相談会 屋久島の緑バック 記念撮影 屋久島でつくる結婚指輪 

静岡から海を渡ってしずくギャラリーに来てくれたお二人。

三日前に屋久島入りして、

白谷雲水峡、ヤクスギランドと深い森、苔の世界を堪能したという。

そして雪苔屋さんでのおやつタイム、フォーマサンヒロさんで宿泊と

屋久島のすばらし時間を経て、しずくギャラリーにやってきた。

 

木漏れ日のコントラスト。小川のキラキラ。飛行機雲。咲き始めた白蝶草。しずくギャラリーとお二人とわたし。

 

なぜだろう。お二人とは初対面とも思えないほどで、

いつものお話の続きのように結婚指輪の相談会が始まりました。

屋久島でつくる結婚指輪 オーダーメイドマリッジリングの相談会 屋久島しずくギャラリーの中 

最初はいつものようにギャラリーの中で

サンプルリングのデザインや素材、サイズなどをお試しいただいて、

お二人が気に入ってくれたゴールド素材の色や輝きを

お天気も良いことですし、外の光でも試して見ましょうかと、

会場を移すことに。

オーダーメイドマリッジリングの相談会会場 屋久島の緑バック ジュエリートレーにマリッジリングのサンプル 屋久島でつくる結婚指輪 

いくつかのリングをトレーに入れて、屋久島の緑に囲まれて、

結婚指輪の相談会の第2幕が始まりました。

屋久島しずくギャラリーの庭 オーダーメイドマリッジリングの相談会 屋久島でつくる結婚指輪

光の下で見るとどんな色合いに見えるだろう?

彼がシャンパンゴールドのリング、

彼女がイエローゴールド のリングを試しています。

屋久島しずくギャラリーの庭 オーダーメイドマリッジリングの相談会 手に結婚指輪のサンプル ゴールド、シルバー 屋久島でつくる結婚指輪

「おお、ここだと空気の中にゴールドが溶けこむように感じますね。思っていたよりも目立ちすぎなくて。。

蛍光灯の下で見ていた時はくっきりと分かれていたように見えたけど、不思議です。」

 

それはきっと、ゴールドもこの大地の一部で、この地球そのものでもあるからだろう。

みんな言葉には出さなかったけど、そう感じていたと思う。

屋久島の緑バック テニシルバーリング オーダーメイドマリッジリングのサンプル 屋久島でつくる結婚指輪

今日のインスピレーションはこの2本でした。

 

振り返るとたった2時間だったけど

何日間も一緒に過ごして、ずっと指輪のことやお互いの暮らしの話を続けてきたようにも感じた、キュッっと凝縮された時間だった。

お二人が出会う指輪は、きっとこの2本しかなかったんだ。

確かに、そう思えた。

それは不思議で、でもとても自然なフィーリングだった。

 

屋久島でつくる結婚指輪

 

 

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今日は一日雨。

 

雨降りの日に少しずつ進めているジュエリー作りがあって、

今日はその楽しみの日。

お預かりしたジュエリーからダイヤモンドを再利用して

しずく型のネックレスにリメイクしています。

 

ペンダントトップに通すゴールドのチェーンに

今回は粒々のボールチェンを使ってみると、

それもまた雨つぶのように見えたり。

 

ポツリポツリ雨の音とジュエリーと。

たまにコーヒーとスコーン食べて。

いつものジュエリー作りの時間が過ぎて行きました。

 

屋久島 旬のいろいろ。しずくギャラリーで新コラボ。春の小花をかたどった[ルリハコベのネックレス]

屋久島サウス、今年も始まりました。

ビワの季節!

屋久島無人市場 屋久島のビワ販売 屋久島日々の暮らしとジュエリー

アトリエの近所ではこのように道路沿いの無人市場で販売されていて、

ここでは1パックはいっぱい入って、200円。

最近はここを通るたびに車を止めるのが習慣となっている。

 

今朝も1パック求めてからの、

土曜日のしずくギャラリーへと向かいました。

屋久島しずくギャラリー外観 オーダーメイドジュエリーの販売、展示 屋久島でつくる結婚指輪

今週から看板も新しくなり

フレッシュなオープン日でありました。

プレート部分はわたし作でありますが、

土台部分は友人の宗次郎くんにお願いして作ってもらいました。

久しぶりこコラボレーションにありがとう!

そうじろうくんは安房でガラモスタという老舗Tシャツショップを営んでいて、

“トロッコ道Tシャツ”など数々の名作を生み出してきた作家さんであります。

 

そんな彼とも、かれこれもう10年近く。長いおつきあいになります。

屋久島に来る前、なんとストリートで裕子さんのポストカードを買ってくれていたという裏話もありますが、こちらはまたのお話に。

 

 

 

屋久島しずくギャラリー 駐車場の看板 屋久島でジュエリーの販売 屋久島でつくる結婚指輪

そして駐車場も。

こちらは宗次郎くんと裕子さんのコラボレーション。

 

作風があるって素敵ですね。

二人のコンビネーションがピタリとフィットしていました。

 

しずくギャラリーは森の中にあるのですか?

というご質問を時々いただきますが、

案外、道路沿いちょっと奥まったところにあるんです。

道路向かい、こちらの看板を目印に車を停めてきてくださいね。

歩いて10秒ほどです。

 

しずくギャラリー

 

屋久島のタケノコ 屋久島日々の暮らしとジュエリー

さて、

ギャラリーをオープンして

まずはタケノコ取りから始めました。

これくらいのミニサイズが柔らかでお気に入り。

今年最初のタケノコは鶏肉と一緒にカレーライスにしよう!

とイメージトレーニングしながらギャラリーに戻る途中、

春の小花の群生を見つけたので、

急いでお花にネックレスを取りに行きました。

お花のネックレス 屋久島のルリハコベモチーフ 屋久島の花とともに シルバー、ゴールド 屋久島でオーダーメイドジュエリー

大好きなルリハコベとルリハコベのネックレス。

季節も後半だからだろうか、

今日の花はジュエリーよりも少し大きめでありました。

大きさは1cm弱の繊細なペンダントなのですよ。

 

 

旬を身につける、っていうのはまるでお寿司屋さんみたいでありますね。

活き活きとした気持ちになるのが、良いものです。

 

このネックレスを久しぶりに手に取ると、

ああ今年も花の季節が始まったなあ、とワクワクした気持ちに包まれた。

 

お花のネックレス 屋久島のルリハコベモチーフ 屋久島の花とともに シルバー、ゴールド 屋久島でオーダーメイドジュエリー

ルリハコベのネックレス silver, k18 yellow gold, sapphire

結婚10周年おめでとうございます! 屋久島から大阪に届けた[ゴールド×ダイヤモンド 波のリズムリング]のこと

オーダーメイドマリッジリング 屋久島の緑バック ゴールド、ダイヤモンド 屋久島でつくる結婚指輪

波のリズムリング。

18歳の時からの長い友人のために作りました。

出会ったとき、わたしはまだ学生で、

先輩は23歳くらいで。

それから何度も一緒に海に出かけて、

卒業して、就職して、旅に出て、

気がつけばお互いに家族ができていた。

そしてさらに時は流れて、ご結婚10周年の記念にと

指輪作りの声をかけていただいたんです。

 

当時の面白きあれこれを思い出すと、こんな日が来るなんて!まさか!

大切な指輪を任せていただいたこともそうだし、

時をここまで泳いできたぞ!という感覚もあって、

とてもとても嬉しかった。

 

先輩ファミリーとは去年の十月に大阪で会って、

それからはLINEを通じて海を越えて打ち合わせを重ねて約半年!

長い間、指輪作りにお付き合いいただきましてありがとうございました。

こちらはもうすっかり暖かくなり。

アトリエの庭では月見草も咲き始めました。

オーダーメイドマリッジリング 屋久島ジュエリーのアトリエ ゴールド、ダイヤモンド 屋久島でつくる結婚指輪 

18k champagne gold× yellow diamond , yellow gold×diamond

 

緩やかにリングをぐるりと波模様のラインが囲んでいますが、

モチーフにしたのは、いつもの島の暮らしで大好きな海の時間でした。

 

金属と天然石の組み合わせは無数にあるけれど、

シャンパンゴールドにイエローダイヤモンド、

イエローゴールド にクリアカラーのダイヤモンドの組み合わせは素敵だった!

 

そして、

ゴールド、ダイヤモンドは共に強度も高く、

長くお使いいただくジュエリーにぴったりの素材なんです。

 

 

角度3 オーダーメイドマリッジリング 屋久島ジュエリーのアトリエ ゴールド、ダイヤモンド 屋久島でつくる結婚指輪

波のラインがリング表面を囲んでいるので、

こうして手にとって角度を変えてみると、

見える場所によって表情が変わります。

 

刻み込んだのは

波のリズム。

時間を感じる指輪を作りたかった。

 

ファミリーの時間とか、お二人のこととか、お仕事のこととか、

入学式とかもあるだろうし、また海にも行くだろう。

たくさんの今が重なってずっと続いてゆくのって、素晴らしいなと思う。

 

角度2 オーダーメイドマリッジリング 屋久島ジュエリーのアトリエ ゴールド、ダイヤモンド 屋久島でつくる結婚指輪

「指輪の裏側にどんな言葉を彫り込みますか?」

と尋ねたら、

「mahalo=ありがとう」

というシンプルな言葉が返ってきたのがお二人らしいなあと思いました。

 

楽しいジュエリー作りをありがとうございました。

10周年おめでとうございます!

 

 

 

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

 

制作編

海に通ってジュエリー作り “波のリズム”でつくる、10周年記念の指輪 #制作編

始まり編

ちょっぴり悩む[結婚指輪素材選び]仲良し♪シャンパンゴールド、イエローゴールドはいかがですか?

 

2.0mm and 2.3mm fern ring in champagne gold #屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドマリッジリング 白バック ゴールド 屋久島のシダモチーフ 屋久島でつくる結婚指輪

material: 18k champagne gold
size: 2.0mm wide, 2.3mm wide

Delivery time is within 2 months.
Make by custom, One-of-a-kind .

こちらの作品はサイズを合わせてオーダーメイドにてお作りいたします。
ご注文からお届けまで約2ヶ月。

 

ハンドメイドに夢中!シャンパンゴールド、お揃いシダ模様の結婚指輪。#屋久島でつくる結婚指輪

[プラチナリング ×二人だけ]大阪と広島から、屋久島へ。5ヶ月目となったオーダメイドの結婚指輪作り。

大阪と広島から、屋久島へ。

5ヶ月目となったオーダメイドの結婚指輪作りも

指輪の造形作業が終わり、ひと段落いたしました。

 

シンプルで細身のプラチナリング。

これまでwave ringは何度も作ってきたのですが、

彼と彼女お揃いでリクエストしてくれたデザインをかたちにすると、

流れるような切り込みのあるデザインが生まれました。

これは初めてのリングなので嬉しい!

 

冬の始まりに、お二人からお便りをいただいてからここまで、

島で咲いた花は

ツワブキ、椿、菜の花、オウレン、、、

森では雪も降って、

そしてついに春がやってきた。

里ではタケノコも採れ始めています。

 

今日も眩しいほどぬ春の光いっぱいだったので

庭に指輪を持って出ることにした。

 

pt900 wave ring and morning light

 

春といえば、朝の木漏れ日。

強くなってきた日差しの下で指輪を手に取ると、

銀白色のプラチナリングに施した切り込み面に深い陰影が生まれていた。

 

細身ながらに、確かな質量を感じることができるプラチナが好きです。

 

光を当てたり、影の中で、角度を変えてぐるぐるとしてみる。

そうすると、銀白色のプラチナに屋久島の緑が写り込む!

 

スタイリッシュなフォルムでありながら、

自然ともうまく調和するなんて、

お二人のイメージそのもののようだ。

 

そして、この先、

ダイヤをセットして、刻印を施して、指輪はいよいよ完成となります。

 

そして、そして、

実はこの先に、ずっと楽しみにしていたことが待っていて。。

なんと、お二人が指輪を受け取りに屋久島に来てくれることになっているんです!

距離をまたいでの、長い時間をかけての指輪作りだったので、嬉しさもいっぱい。

ホントの出来上がりをアップするのはそれまでのお楽しみにしよう。

 

制作編

細身で流れるようなアウトライン。自然を感じるような指輪を作る。結婚指輪作り、彼と彼女、わたしの合言葉。 #屋久島でつくる結婚指輪

今とても夢中です!お二人と一緒に作った結婚指輪のイメージ かたちになる瞬間 #屋久島でつくる結婚指輪

 

 

指輪作りを終えたので、

さあ、海に出かけることにしよう!

途中、晴天の中にクリームのような雲を見つけ、

いつものビーチにたどり着くと、そこは一面の霧世界でありました。

ほんの15分車で走っただけでこんなにも違うなんて!

これもまた屋久島あるあるでありますね。

今日も屋久島にありがとう!

海入ってリフレッシュして、また次のジュエリーです!

 

 

細身で流れるようなアウトライン。自然を感じるような指輪を作る。結婚指輪作り、彼と彼女、わたしの合言葉。 #屋久島でつくる結婚指輪

屋久島ギャラリー田平 ピアノコンサート会場 屋久島日々の暮らしとジュエリー

素敵だった演奏会の思い出。

久しぶりのgallery Tabiraさんでの心地よいフィーリングが忘れられず、

あの時以来ずっと、

アトリエではharuka nakamuraさんのピアノをかけっぱなしにしています。 

 

“流れ”や“粒子”、“空間”を感じるような音がたくさんあったので、

わたくしジュエリー作りにも佳き響き合いがおこっているような。

オーダーメイドマリッジリングの制作風景 ジュエリーのアトリエ プラチナリング 屋久島でつくる結婚指輪

さて、

アトリエではまたまた鉄鋼ヤスリ片手にリングを造形してゆきました。

今日はメンズリング編であります。

 

細身で繊細、流れるようなアウトライン、切り込み模様。

彼の指輪もまた、彼女と同じ合言葉がデザインのベースとなっていて、

どこかにふと自然を感じるようなリングを3人でずっとイメージしてここまでやってきた。

 

お二人の好きを表現するように進めてきた結婚指輪作りも気がつけばもう終盤であります。

そこには爽やかな達成感もあり、同時に少し名残惜しいような気持ちもありますが。。

いざ、

仕上げ作業に向けてラストスパートです!

 

少し制作話に集中しすぎました。

細かい作業を続けたり、何かに熱中すると、ついつい甘いものが欲しくなりますね。

おやつの時間にいたしましょう。

お菓子の箱 屋久島日々の暮らしとジュエリー

アトリエに届いた素敵な贈り物。

このパッケージのデザインがたまりませんでした。

 

おやつの時間、バウムクーヘン、コーヒー 屋久島日々の暮らしとジュエリー オーダーメイドマリッジリング作りのアトリエ

バウムクーヘン、やっぱりいいなあ。

子供の頃から変わらずずっと大好きだなあ。

丸いかたちは指輪のようでもありますね。

まずは1/4を二人で分け合って、

その後、それからもう少し、もう少し、と薄くスライスを何度も重ねたのは言わずもがなであります。

屋久島のシダ 屋久島の自然と暮らし オーダーメイドマリッジリングのアトリエ

今日のシダ。

 

こちら屋久島では新学期が始まって、ぐっと光のコントラストが強くなったような気がします。

みなさま、そちらの四月はいかがでしょうか?

そろそろ、あれ。タケノコの季節も始まりますね。

わたしも週末あたり、しずくギャラリーの裏山にタケノコ狩りに行ってみよう思います!

みなさまもどうぞ素敵な春の日を♪

今とても夢中です!お二人と一緒に作った結婚指輪のイメージ かたちになる瞬間 #屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドマリッジリングの制作風景 屋久島ジュエリーのアトリエ デザイン画、プラチナリング  屋久島でつくる結婚指輪 

結婚指輪の打ち合わせが始まった去年の暮れの頃、

お二人がデザイン画を送ってきてくれた。

そこには彼と彼女の結婚指輪の理想がとても上手なイラスト付きで描かれてあった。

 

そのキーワードをざっとまとめるとこのようでした。

waveのライン
プラチナ
天然石
できる限り細く薄く
角を落としているイメージ

 

なるほどなるほど、

お二人とはここまでメールを通じてお話をしていたからか、出来上がりのイメージがすっと心の中に入ってきた。

そして、そのイメージを元にわたしがサンプルリングを作った。

 

そこから何度かテストと微調整を加え、さらに打ち合わせを重ね、

いざ本番を迎えることになったのはつい数日前のこと。

初めてお二人のイメージが形になったのがこちら。

オーダーメイドマリッジリングの制作過程 屋久島の緑バック プラチナリングを手に 屋久島でつくる結婚指輪 オーダーメイドマリッジリングの制作過程 屋久島の緑バック プラチナリングを手に 屋久島でつくる結婚指輪

プラチナリングの表面に現れた新しいライン。

 

波のような、流れる水のような、

繊細でしなやかなる印象。

 

お二人と一緒に作った指輪のイメージを抱きながら、

一気にここまでいきました!

使った道具はこの一つ。

場面2 オーダーメイドマリッジリングの制作過程 屋久島ジュエリーのアトリエ 屋久島でつくる結婚指輪

流れるような切り込みの造形は

このように鉄鋼ヤスリ片手に、

ガリガリと削り出していったのですよ。

 

溢れるほどのイマジネーションとシンプルな道具。

それは真っ白なキャンバスに筆と絵の具のようでもありますね。

 

この島で暮らしていると、いつも心や想像の広がりが始まりで、気がついた時には頭の中に一つのジュエリーが存在していることがよくあります。

ジュエリーを作るために必要な道具って、きっとそのイメージと出来上がりを結ぶ橋のようなものなのだろう。

本当に必要なのは心のずっと奥の方にあるのだろう。

屋久島でジュエリーを作るようになってそんなことに気がついた。

あれだけたくさん持っていた道具も、今ではすっきりシンプルなものになっている。

 

次はこう磨いて、次はこの石をセットして、その次は、、

お二人とイメージした指輪を形とする作業がとても楽しい。

今とても夢中です!

 

 

夢の中といえば、

今週はシャクナゲ公園にも行きました。

屋久島シャクナゲ公園 屋久島花とジュエリー

屋久島のシャクナゲ 屋久島花とジュエリー

美しかった、夢の世界のようだった

2019シャクナゲ公園の思い出。

 

そして、今年はゴールデンルートも生まれました。

シャクナゲ公園からの、はまゆうさん。

屋久島、喫茶店 はまゆ メニューボード 屋久島日々の暮らしとジュエリー

メニューも春めいてますね!

迷わず選んだアイスコーヒー、

汗ばむほどの陽気、始まりました。