七夕の日。
今日は愛知から海を渡ってお二人が来てくれた。
晴れました!屋久島。
なんだかほんと久しぶりに晴れ間を見たような。
お二人は昨日霧のヤクスギランドを歩いて、
雨で水量たっぷりの大川の滝を訪れて、
夜は銘店パノラマさんに。
そして今日、朝一番でスマイリーさんでゆったり朝食というそれは素敵な屋久島時間をお過ごしになられて、
その流れでしずくギャラリーに来てくれたんです。
初めての屋久島で、お天気最高で、
お会いした瞬間、お二人から弾むような嬉しさが伝わってきた。
「指輪作りのために屋久島旅をプランニングしました!」
そう言ってくれた。
お二人に試していただこうと用意したサンプルリング。
プラチナにイエローゴールド 、ピンクゴールド、シャンパンゴールド、
中にはゴールドとプラチナのコンビネーションなんてのもあります。
角っとしたアウトラインがあって、丸く柔らかなアウトライン、キラキラ叩き模様。
結婚指輪の相談会ではできるだけシンプルな素材とデザインおサンプルを揃えておいて、
それを囲みながらお二人のデザインのイメージを少しずつ膨らませていくことにしているんです。
全ての指輪をお二人にアレンジして、オーダーメイドで作っているので、
実はこれといった定型の指輪デザインはなくて、
その時々のインスピレーションに任せて
3人で一緒に指輪作りを進めてゆくのが屋久島流であります。
でも、何もないところからデザイン決まるのかな?
って、最初はお二人も感じていたようだったけど、
でも大丈夫でした。
ずらりと並んだ素材のサンプルを前にすると、彼女の手がすっとゴールド細身のリングに伸びたのが不思議。
それをつけてみると、まるで最初から決まってたように彼女にフィットしていたのが印象的でした。
今日のインスピレーション。
細身でスッキリ
表面の叩き模様
お揃いのアウトラインに
彼がプラチナ、彼女がゴールド
柔らかく、でも甘くなりすぎない
これから作るお二人の指輪に、
3人で抱いたのはこのようなテーマでありました。
まずは最初の第一歩です。
お二人はもう少し屋久島を旅して、
さらなるインスピレーションを求めるとのこと。
どんな指輪が生まれるんだろう。
楽しい指輪作りが始まりました!!
相談会が終わって、記念写真やりましょう!と
彼が彼女にハイビスカスの花を渡すシーンを撮ってたら、
不意に彼がムッチャ感涙していて、
彼女も、そしてわたしも、
ほっこりあたたかな気持ちに包まれたワンシーン。