Blog

結婚指輪が語りかけてくる、お二人の物語。プラチナとゴールドのコンビネーションリング。

 

大切な想いをずっと抱いていられるようにと、

お二人の記憶を細部に刻み込むように進めてきた指輪作り。

今日、無事にメンズリングの造形を終えました。

 

オーダーメイドのマリッジリング プラチナ、ゴールド 屋久島でつくる結婚指輪

 

彼にリクエストいただいたのは、すっきりと細身。

プラチナとゴールドのコンビネーションリングです。

 

オーダーメイドのマリッジリング 角度2 プラチナ、ゴールド 屋久島でつくる結婚指輪

緩やかに波のようなカーブを描く、ゴールドとプラチナの境界線。

 

オーダーメイドのマリッジリング 角度3 プラチナ、ゴールド 屋久島でつくる結婚指輪

くるりと逆サイドに返すと、ゴールドがメインとなり、

また違った魅力が現れて新しい気分。

 

明日はゴールドが見えるようにつけようか、プラチナメインで行こうか、

思わず、まるで自分の指輪のことのようにイメトレをしてしまった。

 

オーダーメイドのマリッジリング 角度4 プラチナ、ゴールド 屋久島でつくる結婚指輪

手に取ってみると、こんなにも繊細なのですよ!

 

プラチナとゴールドというしっかりとした素材を使って、頑丈に。

シンプルなデザインで、すっきり軽やかに感じるように。

欲しかったフィーリングをどちらもうまく取り入れるように、じっくりと作り上げました。

 

光にかざすと、ゴールドとプラチナお互いの輝きが共鳴してふんわりとグラデーションのような風合いと感じるほど。

このボリューム感。

このスタイル。

世界に一つだけの指輪が

またまたお気に入りのジュエリーとなりました。

 

 

ここにメンズとレディースが揃いましたので、

明日には2本一緒にご紹介させていただきますね。

動画も撮ろうかと考え中なので、こちらもお楽しみに!

 

屋久島 秋の空

気がつけば、空を見上げることが多いこの頃。

皆さま、そちらの秋はいかがですか?

月並みではありますが、

明日も素敵な1日となりますように。

 

小さなリングに込められた、二人の始まりの時間

屋久島の花 朝日

秋が深まりさらに美しくなってきたサキシマフヨウの花。

朝の花と、ジュエリーと。

素敵な響きであります。

 

今日は待ちに待った制作を控えていたので、

ずっとアトリエで過ごすぞ!

そんな気持ちで一日の始まりを迎えました。

 

 

ジュエリーの制作風景 ゴールド×プラチナリング 屋久島で作る結婚指輪

昨日仕上がったレディースのリングに続きメンズの造形作業を始めることになり、

作業机の前で道具を並べ、背筋を整えていた。

 

お二人はこの夏にしずくギャラリーに来てくれました。

屋久島スタイルで!結婚指輪のご相談会

 

 

オーダーメイドのマリッジリング 制作風景 ゴールド、プラチナ 屋久島でつくる結婚指輪

こちらが造形前のリングで、まだ角も残ったままの状態。

 

素材はプラチナとゴールドのコンビネーションで、

緩やかな境界線を描くようなスタイルで、というお二人のイメージを体現すべく、その接線が流れるような曲線を描くように組み合わせました。

 

ここまでデザインの打ち合わせを重ねて来たけれど、

妙に彼とスタイルについて馬があったのは、

彼は建築家で、私もデザインを多く建築から影響されているからだろう。

 

改めて制作ノートを振り返ってみたら、

揺らぎ、無垢、集まる、湖と屋久島

そのような言葉が記されてあった。

 

 

 

結婚指輪の形成作業 プラチナ、ゴールドのリング ハンドメイドジュエリー

さて、いよいよ形成作業が始まり、

鉄鋼ヤスリを片手に、ガリガリとリング側面を斜めに削り落としていった。

この辺りは結構大胆です。

 

側面のデザインはレディースのリングと同じく、指輪に大切な想いを刻み込むために細部にデザインとしてそれを写し込んだもの。

 

お二人のお住いは大きな湖のある場所で、

その湖と屋久島の形状を模して、それを側面に、シンボリックにかたどりました。

 

小さなリングに込められた、二人だけのストーリー。_シャンパンゴールドで作る結婚指輪_未来のハッピージュエリー

 

 

屋久島に来て、

人生観が変わった。新しい扉が開けた。飲めなかったお酒が飲めるようになった。体が柔らかくなりブリッジができるようになった。魚がさばけるようになった。

など、彼も俺と同じく素晴らしい体験をされた一人でありますが、

ここで指輪を作って、屋久島の山々とお二人の故郷の湖をシンボルと刻み込むことはお二人にとっての新しいスタートの印なのだろう。

作業机の前、背筋がキュッと伸びる思いでそんなことを考えていた。

 

 

屋久島の海、空、夕日

作業を終えて、朝と同じ場所へ。

今日も屋久島にありがとう。

 

秋になると虫の音色が美しく響きますね。

明日もジュエリーです。

 

シャンパンゴールドが素敵。波のシルエットの結婚指輪。

波のアウトラインのマリッジリング1 シャンパンゴールド 屋久島でつくる結婚指輪 波のアウトラインのマリッジリング2 シャンパンゴールド 屋久島でつくる結婚指輪 波のアウトラインのマリッジリング3 シャンパンゴールド 屋久島でつくる結婚指輪 波のアウトラインのマリッジリング3 シャンパンゴールド 屋久島でつくる結婚指輪

この夏にしずくギャラリーに来てくれたお二人にお作りしている結婚指輪。

今日はレディースのリングが出来上がりました。

 

3人で一緒に作り進めて来たデザインは、わたし自身にとっても初めての試み部分がある指輪作りだったので、綺麗に出来上がってホッと一息。

今はとてもハッピーな気持ちに包まれてます。

 

波のようにカーブする流線型。実はこのあと作り始めるメンズのリングとも呼応するデザインとなっているんです。

出来上がったばかりの指輪を、嬉しくてたくさんの方向から眺めていると、

細かったり、太かったり、大きな波、小さな波、

どこから見ても違った表情を感じました。

 

そして、やっぱり素敵だったシャンパンゴールド。

素材のサンプルを見ていただいた時、これが気に入りました!

彼女がすぐにそう言ってくれたのが今でも印象に残ってます。

使ううちに傷がついたりするのも、また味わいで、

時間を重ねるごとに自分に近くなってくる。

結婚指輪って、まるで親密な家族のようで不思議です。

 

 

 

屋久島の空

今日もブログにお越しいただきましてありがとうございます。

この一週間も新しい時間に包まれますように!

秋空しずくギャラリー_ocean moonさんのアロマオイル_ベビーリング!今日のハッピージュエリー

朝ごはんの風景 屋久島日々の暮らしとジュエリー

こんにちは!三連休はいかがお過ごしでしょうか?

 

今日はしずくギャラリーの土曜日だったので、

お昼ご飯を持って行くために、朝からカボチャとアゲを煮込んでいた。

その間にひじきご飯でおにぎりを握ってラップに包んで、朝食用にほうれん草とリンゴ、ミカン、キウイ、バナナでスムージーを作って食べて、コーヒーを作ってポットに入れて、ようやく朝の作業がひと段落。

 

できたてのカボチャを少しつまんで、おにぎりとカボチャ、コーヒーのポットを紙袋に入れてギャラリーへと向かいました。

 

秋の青空に包まれたしずくギャラリー。

冬型の気圧配置で少し冷えていた影響もあるのでしょうか。

現れたうろこ雲は今年最初のうろこ雲らしいうろこ雲でありました。

3連休の中日ということで、たくさんの方々にお越しいただきましてありがとうございました!

 

 

屋久島しずくギャラリーのディスプレイ アロマオイル

今日の香りは、ocean moonさんのオリジナルブレンドのアロマでした。

その香りはそれぞれのテーマに基づいて、この4本のボトルからブレンドされているようです。

ちなみにそのテーマは、祝福と屋久島。

4本のボトルといっても調合は無限なので、それはそれは微妙な感覚が必要な作業となるのでしょう。

香りの世界も奥深しであります。

 

 

赤ちゃんの指にベビーリング オーダーメイドのベビーリング 屋久島でオーダーメイド

さて、こちらはとても嬉しかった出来事。

先日ベビーリングをお届けしたお母さまが、一枚の写真を送ってくれたんです。

 

生まれたての指のサイズを測って、指輪を作り、お届けしたのが1月半ほどたってからだったので、

もう指に入らなくなるほど、こんなにも大きく育っている!

 

赤ちゃんが20歳になる時か、ご結婚する際にプレゼントするご予定と伺い、そのストーリにまた心が温かくなりました。

ここにもまた、ハッピージュエリーであります。

 

ジュエリーにまつわるストーリーや、心温まるエピソード、ございましたら皆さまもぜひお便りくださいね。

 

何気ない日々の喜び、そのようなフィーリングが大好きです。

 

小さなリングに込められた、二人だけのストーリー。_シャンパンゴールドで作る結婚指輪_未来のハッピージュエリー

屋久島の雨 しずく

蜘蛛に宿った雫のリズム。これをパチンと指で弾いたら美しい音色が聞こえてきそうだった。

自然のバランスって本当にすごい。

今日は1日雨降りの屋久島でした。

ジュエリーの制作過程 ゴールドのリング 屋久島で作る結婚指輪

アトリエでは、シャンパンゴールドで作る結婚指輪の制作が進んでおり、

そのアウトラインを波のようなシルエットとするために、鉄鋼ヤスリ片手に、細い部分と太い部分、抑揚をつけて形成を深めてゆきました。

 

シャンパンゴールドはシックな色調ながらも上品な輝きがありますねー。

わたくしもお気に入りの素材であります。

 

オーダメイドマリッジリング細作過程 ゴールドリング 屋久島で作る結婚指輪

側面のこだわり。

レディースのリング。側面部分に斜面がつけてあります。

 

これは彼と彼女の想いの部分で、お二人と長く打ち合わせを重ねてきた大切な作業であります。

お二人のストーリーを伺って、

指輪に大切な想いを刻み込むために、細部にデザインとしてそれを写し込みました。

 

 

指輪の側面部分は、周りからは見えにくい部分でもあり、

そこに敢えてデザインを盛り込むのは、

自分自身が、お二人がしっかりと指輪から特別さを感じられるからだろう。

 

ストーリーを身につけるように服やジュエリーを選んで、世界観を体験するために旅に出て、家や家具を買う。

そのようなスタイルに、いまの暮らし、これからのハッピージュエリーの姿を感じました。

 

屋久島の緑バック ゴールドの指輪 手に持って オーダーメイドのマリッジリング

1日の終わりに、指輪を空にかざしてアウトラインを確認してみた。

 

緩やかで、大きくなったり、小さくなったり、

波のように流れる動き。

うん、いい感じです!

 

ここから磨きをかけて、レディースは完成となりますよ!!

 

 

旅先で指輪を作りたかったんです。しずくギャラリーで結婚指輪のご相談会

屋久島しずくギャラリー 看板

11月の二日目。

もうそろそろ涼しいだろうと長袖を着込んでギャラリー向かってみたら、汗ばむほどに暑かった。

今日はしずくギャラリーで結婚指輪のご相談会でした。

 

結婚指輪の相談会風景 屋久島しずくギャラリー 屋久島でつくる結婚指輪

東京から海を渡って来てくれたお二人。

空港から直接のギャラリー入りとなりましたが、何だかとてもしずくギャラリーに、屋久島にフィットしていて素敵でした。

 

「旅先で指輪を作りたかったんです。」

そんな嬉しい言葉をかけてくれたお二人は世界の山々を巡る旅人でもあり、この屋久島でも森や山々を歩かれるご予定という。

はるかキリマンジャロに登った時も、タンザニアでジュエリーを探したとか探さなかったとか。。w

 

屋久島しずくギャラリーのディスプレイ ゴールドリング、ダイヤモンド 屋久島でつくる結婚指輪

今日のラインナップ

事前に彼とメールで打ち合わせていた内容を参考にして、

細めで、シンプル。素材感を感じられるスタイルのリングを揃えてみた。

 

手のひらの上 結婚指輪のサンプル ゴールド、シルバー、ダイヤモンド 屋久島の緑バック

実際にサンプルリングを手に取ってみると、自然と、理由もなく、

あ、これだ。

そう思える瞬間に出会えるのが面白い。

 

 

 

 

屋久島しずくギャラリーの前で記念撮影

お二人は明日から縦走されるということで、

これからパンを買って、ジェラートを食べて、素敵なルートで宿へと向かうところ。

今日は楽しい時間をありがとうございました。

屋久島楽しんで下さいね。

 

彼女は細身のリングを重ねるスタイルに、

彼はシンプルな中に切り込みを入れたスタイリッシュなデザインに出会った今日のご相談会でした。

初めてお会いして、

数時間お話しして、

その短い時間だけれど、

ずっと前からこの指輪に巡り会うはずだったかのように思えてしまう不思議。

旅先でも、東京でもフィットするリングを作りたい。

これから始まる指輪作りのことをイメージすると、よりいっそう楽しくなってきました。

 

 

 

二つで一つ。かけがえのない指輪作り、始まりました。

屋久島の花と海 朝日を浴びて

こんにちは。

11月が始まりましたね。

こちら屋久島はフレッシュな空気に包まれた朝で新しい一ヶ月を迎えました。

 

その雰囲気に影響されたのだろうか、

太陽が現れる時間帯にアトリエの近くにあるお気に入りの場所に出かけてみた。

 

ここは何もないところだけど、山があって花があって、海がある。

そんなセリフが聞こえてきそうな場所。笑

 

うん、なんだかオレも新しい始まりを迎えた気がするぞ!

30分ほど、ただただここに佇んでいるだけで、とてもフレッシュな気持ちに包まれました。

屋久島の空と飛行機雲

帰り道に出会った飛行機雲。

みなさま、今月もよろしくお願いいたします。

 

 

さて、アトリエです。

こちらでも新しいジュエリーづくりが始まっておりますよ!

ジュエリーの制作風景 ゴールドリング、プラチナとゴールドのリング 屋久島で作る結婚指輪

左がシャンパンゴールド。

右がゴールドとプラチナのコンビネーション。

互いにリング状に形成を終えて、これからアウトラインの造形を進めてゆく準備をしていた。

 

大きなリングと小さなリング。こちらのペアは結婚指輪となるもので、

この夏にギャラリーにしずくギャラリーに来てくれたお二人とお話をしながら作り上げたデザインが、いよいよ形になり始める時を迎えてワクワクしています。

 

結婚指輪を手に持って 制作風景 ゴールド、プラチナ

2本のリングを手に取って並べてみた。

 

レディースのリングがゴールド単体の素材を使い、

メンズがプラチナとゴールドのコンビネーションなので、

こうするとゴールドのリングが2本のように見えます。

結婚指輪を手に持って 制作風景 ゴールド、プラチナ

そして、メンズのリングを逆方向に回すと、

プラチナリングとゴールドリングの組み合わせとなりました。

 

「2本のリングが重なった時に、それが一つとなるようなスタイルのデザインにしたいのです!」

ギャラリーで彼が話してくれた時、

プラチナからゴールドへと広がるようなグラデーション。

そのようなイメージが思い浮かんだ。

 

一人の部分と二人の部分の境界線がなくなってくるというか、二人で一つの部分が現れ始まるフィーリング。

巡り会うことって、本当にかけがえのない出来事だと思う。

素材の組み合わせや細部にわたるデザインにおいて、そのフレッシュを表してゆきたい。

 

 

ジュエリーの制作風景 ゴールドリング 削った粉 ハンドメイドジュエリー

そして、鉄鋼ヤスリを片手に持って、アウトラインの造形をはじめました!

最初はレディースのリングから。

楽しいジュエリーづくりはまだ始まったばかりです!