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なんだか元気になりそうなジュエリー!みかんのピアスを作る

屋久島の山、空

長く続いた寒波が去って、この青空。

すっきりと暖かい屋久島です。

 

屋久島の小花

 

春の小花も咲いてきたり、わたしも半袖で過ごしたりと

日差しもここまで強くなると、もう春なのかと勘違いしてしまう。

皆さま、そちらの冬はいかがですか?

 

 

こんな日は窓を開け放って制作するのがちょうどよい。

 

今日も引き続き、みかんのピアスを作ってます!

 

ジュエリーの制作風景 屋久島のタンカンモチーフ シルバー、ゴールド

昨日のゴールドに続いてシルバーの薄い板を糸鋸で切り落とし、小さなかけらをひたすら形成し続ける。

ほとんど一日かけて同じことを繰り返していました。

地味な繰り返し作業もハマると悪くないものです。

 

かけらの大きさは約5ミリほどでしょうか。

小さいです!

紙やすりで磨くのも一苦労だけど、ここはとても大切な部分なので、じっくりと工程を進めてゆきました。

 

ジュエリーの制作風景 屋久島のタンカンモチーフ シルバー、ゴールド

 

このかけら、みかんの葉っぱ部分になるんです。

 

わたしは街中で育ったので、葉っぱがついているミカンを見たのは、実は屋久島にやってきてからなのですが。。。

 

ミカン、葉っぱついてる方が絶対カワイイいです。

 

なぜだろう。

 

初めてそれを見たのは住んでいたお家の裏庭にあるタンカンの収穫を手伝った時で、

収穫したての時は全部葉っぱがついていて、

それが飛び跳ねたり、逆立ったり、とにかくワイルドで、

生きてるって感じがしました。

 

出荷や保存の都合ですぐに切り落としてしまうのですが、

ジュエリーの場合はずっと葉っぱ付きが佳い。

一つ一つ違った大きさや方向に葉っぱをあしらえてみると素敵だろう。

 

 

作りためたミカン本体にたくさんの葉っぱ。

これからそれぞれを組み合わせてゆきますよ!

先日農園で味わった空気が鮮明なうちに、ですね。

 

 

あと、葉っぱに加えてもう一つ大切なパーツも出てきますので、こちらもお楽しみに。

 

 

 

屋久島、タンカンの木

朝起きて、木からタンカンを捥いで食べて一日を始める。

そんな生活が夢なんですと言っていた友人がおりましたが、

 

ミカンを食べたいから、早起きをする。

そんな暮らしって豊かだなあと思いました。

 

 

明日が素敵な一日となりますように。

今日もありがとう!