夕暮れ時になってようやく出かけられる熱帯感。夏色に染まる屋久島サウス、いつものビーチ。
そして山サイド。海には包まれるような優しさを感じるけれど、ああ、この厳しくさえある神々しいフィーリングが屋久島なのだなと思ったりもする。
屋久島を何度も訪れていた彼もこの情景に心奪われていたのではないだろうか、きっとそうに違いない。
彼とは結婚指輪作りのお話をするために海を渡ってお会いした。涼やかだった6月の種子島を思い出しながら。
種子島のブルーと屋久島の緑と、隣り合う島でも降り立った瞬間に抱く印象が全く違っているのは面白い。フェリーに車を乗せて1時間ほど。考えると本当に近いのだけれど、なんと5年ぶりくらいだったのかも。結婚指輪作りが紡いでくれた素敵なご縁にありがとう。
さて、アトリエです。彼の大好きなシャンパンゴールドと、彼の大好きな屋久島の山々の印象と。
今回は彼のリングを1本お作りすることになっている。案外、結婚指輪作りではどちらかお一人のリングをお作りするケースも多々あるのです。
シャンパンゴールドには螺旋状の造形を加えて、まずは最初の第一歩を。日中は作業に集中して、早朝と夕暮れ時には散歩に出かけよう、屋久島の夏スタイルだ。あるいは彼も島暮らしで心地よく感じていただろう、夏の音や風を感じるようなリングを思い描いている。
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