屋久島の情景とお二人の物語、波と風、シャンパンゴールドとプラチナ、そして彼と彼女。出会いそして繋がって、お二人の結婚指輪が生まれました。隣り合うとリズミカルな佇まいもいい。
お二人は屋久島のアトリエにも来てくれたし、南青山でもお会いできた。屋久島の森でのプロポーズからまだ3ヶ月しか経っていないのか!お二人の幸せな時間にご一緒できる濃密な日々にありがとう。
そして季節は初夏に。いよいよ始まったお二人の結婚指輪作りは森や海の響きとともに。
あの時にお話ししていなかったら、この季節でなかったら、とたまに思うことがある。そう考えると、この小さなリングが無限の広がりを抱いた時間のように感じられて、感謝の気持ちに満たされた。お二人と出会えた奇跡なのだ。
それにしても、ここまで楽しい道のりだったなあと、お二人と歩んだ指輪作りを思い出しながら。お二人のもとにお届けするリングは海の情景とともに眺めることに。
夕暮れ時、いつものビーチにて。
そっとケースを開いてみる。2本のリングが優しい光に包まれた。シャンパンゴールドとプラチナが重なり合って、カールして、波のリズムを描いている。あるいは風のように、とても軽やかに。
彼女のシャンパンゴールドと、彼のプラチナと、それぞれ好きな素材を組み合わせたリングだ。閃いたアイデアをお二人が伝えてくれたのも良かった。「同じ素材だけれど、金属の見え方がお互いで変わるようになりますか?」と。
自然が生み出すラインが好きだ。
2本のリングを重ね合わせてみて、ふとお二人を想う。こんなにもサイズが違っていて、それだけでなんだか心温かになる。バウムクーヘンのようでおめでたくもある。おめでとう、ずっと仲良しで。
シャンパンゴールドはプラチナは質感も色も全然違っていて、チャレンジに満ちた制作だったな。けれども一つになると、ずっとそうだったように自然に感じるものだな、とこれから始まるお二人の暮らしに重ね合わせてみたり。
屋久島の森や海の響きに心を傾けながら、手作業でじっくりと仕上げました。暮らしの中で、ふとした瞬間に、南の風を感じていただけると嬉しい。
水面に映る夕日の色彩はお二人の指輪のようでもありますね。次は水着を持って島に遊びに来てください。またどいつか、こかでお会いできる日を夢見つつ。
ご結婚おめでとうございます。
楽しい指輪作りをありがとうございました!
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