ミモザの葉っぱ模様の結婚指輪が出来上がりました。緑に包まれるとプラチナがより有機的に感じられると思います。
雨のち晴れの屋久島にて。
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hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547
ミモザの葉っぱ模様の結婚指輪が出来上がりました。緑に包まれるとプラチナがより有機的に感じられると思います。
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台風が去って長い雨が上がりました。アトリエには桃が届いたり、庭先のハイビスカスも元気に咲き始めたり。また新しく始まった何かを感じています。
朝の光いっぱいの中でいただいた桃は最高に爽やかで上品な味わいだったー。海の向こうからいつもありがとうございます!
そしてコーヒーはアイスに。さらにアイスクリームがぴったりの暑さです。
これは間違いなくお二人とご一緒できて新しく生まれたデザインだと思う。台風の中じっくりと進めてきた結婚指輪作りは造形作業がひと段落したので、今日はそのアウトラインとデザインにまつわる印象を。シャンパンゴールドとプラチナ、風と波、重なり合うリズム。
遥か沖で強く吹いた風は荒い風波を生み出し、何十何百キロもの旅を経て整ったうねりとなって海岸に辿り着く。水が動いているわけではなくて、水の中をエネルギーが移動しているという感覚の方が近しいだろう。そう考えると、あるいは、波も風も形を変えた同じものなのかもしれない。ジュエリーを造形しているときも、不思議なのだけれど、形の向こう側にある何かにずっと魅せられている。
シャンパンゴールドとプラチナが重なり合って、そして二つのリングが一つになる。これから始まる彼と彼女の時間のようでもあるなと、海の向こうに暮らすお二人を想いながら。
波は大きいときもあるし、フラットのときだってある。いつも違っていて、いつも新しい。時には思い通りに乗れないこともあるけれど、最近になってわかり始めてきたことがある。だからこそずっと夢中になれるのかもしれないな、と。
彼のリングの上に彼女のリングを重ね合わせてみた。ふと風の音が聞こえたような気が。金属に小さな息吹が宿ったのだろうか。なんだか力が抜けてゆく。紙やすりで細やかに磨き上げたシャンパンゴールドとプラチナの表面が穏やかに、そして力強い輝きを放っていた。
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奇跡的な晴れの屋久島でウェディングフォトを撮影して、次の日は結婚指輪の相談会のためお二人がアトリエに来てくれた。当日は急遽飛行機を船にスイッチしたりもあったけれど、お会いできて本当によかった。短かくて、でもとても大切な、思い出に残る時間だった。お二人との指輪作りは最初の第一歩を、彼と彼女が出会った物語にご一緒できる幸せな時間が紡がれてゆきます。
実は3月にはもうメッセージをいただいていて、この日ここでお会いするためにお二人とはLINEしたり、サンプルリングをお届けしたりしてデザイン作りを進めてきた。海の向こうからアトリエにきてくれてホントにありがとう。
台風の雨で驚いたのかな、庭先にはまた紫陽花が咲き始めている。
アトリエの一部を改装工事をすること2年ほど、ギャラリースペースが素敵に出来上がりつつある。この夏はたくさんの方々にお会いしたい。
30分ほどだったけれど濃密な時間だったなあ。リングの形状から始まって彫刻模様に、素材もプラチナでぴたりと決まって美しい着地ができた。屋久島の空気感のおかげだろうか、いやそれだけではないと思う。屋久島旅を大切にするお二人の想いが時間を導いてくれたような気がする。
夏がやってきて庭先ではハイビスカスも満開でシダの葉っぱもモコモコになっている。お二人の結婚指輪はシンプルな中に自然のリズムを感じるリングになるだろう。お二人にとって特別な場所である屋久島のひとかけらでもあり、これから紡がれてゆくお二人の未来そのものでもあるのだろう。
お二人のこれまでをつなぎ合わせて、そしてこれから始まる暮らしにずっと長く寄り添う結婚指輪なのだ。
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同じ島に住んでいるけれど3年ぶりくらいに友人ご夫婦と会えました。夢中で話して食べて、そしてアトリエに帰ると満点の星空が広がっていました。台風直前は不思議なくらいに空が澄み渡ります。
星空もそうだったけれど、お二人との出会いや結婚指輪作りも一度きりの時間なのだなと、しみじみ思います。
お二人がアトリエに来てくれたのは新緑の季節でした。指輪づくりが始まって、台風もやってきて、いよいよ夏も本番へ!
さて、屋久島サウスのアトリエです。今日も作っている。
炎で焼き鈍して、リングに造形を加えて、また焼き鈍す。昔ながらのリズムでじっくりといこう。
重なり合ったシャンパンゴールドとプラチナを前にして喜びに満たされた。
彼のリングはプラチナが多く見えるように二つの金属を重ね合わせて。お二人と一緒に抱いてきたイメージが今ここにある。出会うことって素晴らしい。ありがとう、ありがとう!
まだまだ楽しい時間は続きます。
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プラチナとシャンパンゴールドを組み合わせた新しいデザインが生まれたので今日はその造形から。重なり合うリズム、巡りの中にあるフロー感、風と波。
彼女のリンングはシャンパンゴールドが表面に見える割合が大きい。この辺りはお二人とたくさん相談を重ねてきた、デザインの軸となる部分だ。オーダーメイドのジュエリー作りではいつもわたし一人の想像の範囲を超えることができるので楽しい。
プラチナとシャンパンゴールドが一つのリングになって、彼のリングと彼女のリングもまた二つで一つになる宇宙観。波のリズムだったり、シダ植物だったり、表には見えないかもしれないけれど、いつもの屋久島暮らしで馴染み深い情景が形の向こう側に、確かにあるような気がする。
初めてお二人とお会いしたのが5月の初めだったので、もう2ヶ月ご一緒しているのか。作業も中盤、いよいよ7月へ。
さて、彼女のリングづくりがひと段落したところで、ほっと一息ついて。
生スタイルになっていたよ、もみじさん。心はしばし広島、宮島へ。
最初は全く別なもののように感じられるけれど、少しずつ少しずつ二つを一つに近づけてゆく。
台風直前のクリアな空。今年初めてかと思ったら、もう4号とのことで!島の左側を通過する予定みたいですが、何事もなく穏やかな週末でありますように。皆さま、素敵な夏を。いつもありがとうございます!!
制作編
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屋久島でもなかなか暑い日が続いているのだけれど、森のイメージがあるとずいぶん助かる。数日前に訪れた白谷の森の涼やかさがまだ体の一部に響いている。
「お二人がお気に入りだったシャンパンゴールドとプラチナを両方使ったコンビネーションのデザインです。
風と波、シャンパンゴールドとプラチナ、そしてお二人と。重なり合い一つになるリズムがモチーフになっています。」
デザイン作りの始まりに生まれた言葉を置いておこう。
自然や私たちの暮らしの中にあるリズムとは。果てしない巡りと奇跡のような出会いを経てお二人だけの造形が生まれるだろうか。
きっとこのタイミングで出会わなかったら全く別のものになったかもしれないな、と思えるジュエリー作りが時々ある。それは愚然のようでもあるけれど、だからこそいっそう必然に感じられるような。お二人との結婚指輪作りはまさにそんな時間の中にあると思う。細くて透明な、でもとても確かな糸を辿るように作業のタッチを進める日々だ。
そして実際の形となりつつあるリングが手の中にある。
まだまだ作業途中ではあるけれど、息吹を帯び始めたその表情を小さな感動とともに眺めている。
彼女のリングは細くて軽やかに。プラチナから始まってぐるりとシャンパンゴールドに変化してゆくフロー感。
リングには特に中心となるポイントはない。眺める場所によって印象が変わるので、クルクルと動きが楽しいデザインだと思う。
火を使う作業はひとまず終了したので、ほっと一安心。手の中でほんと色々な出来事が起こって右に曲がったり左に曲がったりして行き先を調整しながらたどり着いた造形は世界で一つしかないと思う。金属は素晴らしい。奇跡みたいなリングが、この先ずっとお二人の暮らしに寄り添ってくれるのだから。
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