Blog

いつもの暮らしを分かち合う。沖縄×屋久島のオーダーメイド結婚指輪作り。

18k champagne gold round shape, work in progress

 

彼女のリングの造形が8割ほど出来上がったので、

嬉しくなって庭に出て、

夕暮れ時のひかりにかざして、アウトラインを確認する。

 

秋のひかりって独特だと思う。

リングのシャンパンゴールドと溶け合って、胸の奥の方にキュッと響いた。

ふと見上げると、

半月から少し過ぎたくらいかな。ころりとした月が昇ってるのが見えた。

爽やかな秋のひと時だった。

 

さて、アトリエではそれから数時間前のこと。

「これから造形作業を始めますよ!」

と沖縄のお二人にメッセンジャーで朝の挨拶をしてから、

鉄鋼ヤスリとシャンパンゴールドのリングを手に取りました。

 

角ばったリングを削り落として、目標のイメージに近づけて行く作業は

どちらかというと、粘土細工というよりかは木工の彫刻造形に近しいかもしれません。

「木の塊の奥に仏像の姿が見えました!」というとオーバーかもしれないけれど笑

それに近しい感覚があって、

角ばったリングの向こうに見えるイメージに沿って、鉄鋼ヤスリを動かしてゆきました。

 

丸く、柔らかく、そしてしっかりと、シンプルで、でもその奥にお二人だけのオリジナルがあって、キラリ。

彼女のリングの印象を言葉にすると、こんな感じかも。

 

指輪には植物モチーフをエッセンスに加えることになっていて、

沖縄と屋久島、同じ南の島暮らしで近しい植物イメージを共有できたのも良かった!

 

 

それにしても、沖縄っていいなあ。

オリジナルの音楽があって、お料理もあって。

 

「今朝は小松菜とスパムのチャンプルーを作りました!」

朝の会話でお二人が伝えてくれて、

小松菜とスパムの組み合わせにローカルならではの自由さと自信を感じ、

羨ましくなって、オレもチャンプルーが作りたくなりました。

 

「チャンプルーは豆腐や人参、玉ねぎとかが定番です!」

と教えていただいて、

 

冷蔵庫を見るとナスと玉ねぎ、ベーコンがあったので、

それを炒めてチャンプルーして、パスタと和えたら、

むっちゃ普通のイタリアンになってしまいました笑

ナスとベーコンのパスタ。

 

沖縄と屋久島と

いつもの暮らしを味わうように、結婚指輪を作ってます。

ハッピージュエリーにありがとう。

 

屋久島でつくる結婚指輪

 

制作編

秋色シャンパンゴールドでほっこり♪屋久島ー沖縄、海を越えての結婚指輪作り