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彼がつけるゴールド結婚指輪。爽やかに。スタイリッシュに。シャンパンゴールドで作っています。#屋久島 #沖縄

台風19号のうねりが届き始めている。

まだ暗いうちからの車を走らせて、北側の浜までたどり着くと

ちょうど夜明けタイムに間に合った。

 

そしてすかさず朝の波チェック。

じわじわ変化する海と空の色彩がすっかりと秋色になっていて驚いた。

 

でも、まだまだ水は温かくて!

ここで2時間ほど波に乗ってからアトリエに戻って、

厚切りにしたベーコンとタマゴを焼いて、アボカドを添えて、

コーヒーを作って朝ごはんを食べて、この時点で9:30。

 

よし、この流れでジュエリーを作ろう。

大きかった波のリズムとともに、作業机に向かいました。

今日はメンズのリングを仕上げよう!とずっと決めていたんです。

18k champagne gold 

 

鉄鋼ヤスリを1本、そしてリングを手にして表面を丸く削り出しています。

彼の素材は彼女と一緒、シャンパンゴールドです。

120番という荒い紙やすりでざっと表面を整えて、

丸いアウトラインの中に、側面がすっきりと立ち上がっているのが見えますか?

このように仕上げると、つけた時すっきりシャープな印象になるんです。

 

彼女のリングが全体的に丸くて優しかった印象に対して、彼のリングはすっきり爽やかにデザインいたしました。

 

彼はむっちゃ癒し系の男子で、(それはもう、沖縄の癒しを全て代表しているほど。沖縄の人ってみんなこうなのかなーと、同じ島暮らしのわたしもカルチャーショックを受けてしまいました。)

優しい彼のリングは、逆に甘くなり過ぎない方がしっくりくるかなと考えたので、アウトラインをスタイリッシュにして仕上げました。

どうでしょう。なかなか爽やかでしょ。

 

すっきりシャープに、でも柔らかなラウンド具合。

ここからさらに加工を加えて、

出来上がりの目標のサイズが15.5号。

 

ここでようやく作業も半ばくらいなので、

もっともっと素敵になっていきますよ!

彼女のリングと並べてみる。

 

この角度から見ると、2本とも同じラウンドシェイプ のアウトラインであります。

表面のざらりとした有機的な質感はマット仕上げによるもので、

窓からの光が当たって柔らかに輝いてた。

出来上がったばかりなのに、なぜだろう。

それはなんだか懐かしみのある光景のようにも見えました。

 

さてさて、さて。

ここから作業はもう少し続くのですが、

続きは台風が去って、さらにもう少ししてからに。

後編も楽しみにしていてくださいね。

またここで、お会いいたしましょう!

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

 

制作編

屋久島の花×ジュエリー 花束を届けるように、お花の指輪を贈りたい。お二人のしるし、結婚指輪をつくること。

出会い編

沖縄から屋久島へ ありがとう!お二人がしずくギャラリーに結婚指輪を作りにきてくれました!