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プルメリア、プラチナ、ピンクゴールド。秋の屋久島で始める結婚指輪作り。

土曜日のしずくギャラリー。

 

この向かい側、同じ敷地内に母屋がありまして、

最近はそこをアトリエ2として作業をしているのですが、

今日はこれから始まるジュエリー作りの準備をここで進めていました。

 

数ヶ月前にしずくギャラリーに来てくれたお二人の結婚指輪作りです。

海があって、森があって、キラキラしてた2019夏のことでした。

屋久島ー関西ー関東、海を越えてデザイン作りのお話し。2019夏!しずくギャラリーで結婚指輪の相談会。屋久島にありがとう、プラチナリング と夕暮れ時の海。

 

夕暮れ時、プルメリアの木のそばで。

プラチナとピンクゴールドを手にとって、いよいよお二人の指輪作りがスタートする瞬間。ドキドキ。

ギャラリーのすぐ横にあったプルメリアも夏が過ぎてたくさん咲きましたよ!

さて、こちらはアトリエ1

リングの造形作業を始めることになり、最初にこのような道具を用意いたしました。

彼のリングとなるプラチナ素材
先輩から譲り受けた金槌
木槌
デジタルノギス
ルーペ

 

お二人とは職人つながりというか、手作業をライフワークとしている共通項があって、

しずくギャラリーでお会いした時も、パン作りのことやワインのこと、ジュエリーの道具のことなどで盛り上がったのをよく覚えています。

もの作りのことはどれだけ話しても楽しくって!

 

さすがにパンをこねる時は指輪は外さないとだけど、

ちょっとした手作業の時にもつけていて馴染むような、

もの作りとのいい距離感の指輪を作りたいと思ってる。

わたしも同じ職人なので、そこにはこだわりますよ!笑

 

食にまつわるお仕事をされているお二人に、

これから結婚指輪を作ります。

 

屋久島でつくる結婚指輪

屋久島の森-東京 結婚指輪作りのストーリー。海とミルク。お二人に出会ったこと、感じたこと、表現する結婚指輪作り。

屋久島から東京に。

これから海を渡るサンプルリング。

 

お二人と会ったのは夏の屋久島で、

これがとっても印象的な出会いだったなあ。

 

森の中で結婚を約束してから、いくつかの偶然が重なって、しずくギャラリーに来てくれたお二人に選んだラインナップはこのようになりました。

 

上から順に

スクエア、wave、シダ模様
wave、切り込み模様
ラウンド、wave
2.0mmシャンパンゴールド、2.3mmプラチナ、2.6mmシルバー、3.0mmシルバー

 

今朝の海。

水平線間際は夏の雰囲気で、

海面と大きな雲は冬の雰囲気。

台風が過ぎて、こちら屋久島もいよいよ冬を迎える準備に入ったことを、ここにレポートしておきます。

 

台風といえば、

こちらは先日、台風波を求めた海で食べたお昼ご飯。

ミルクと巻き寿司って!

美し波に没頭しすぎたあまりの、痛恨のミスマッチでありました。

でも海で食べると全てが美味しく感じるのが不思議。

 

さて、アトリエです。

夏のしずくギャラリーでお二人に出会ったこと、感じたことを手の中で表現するように作り進めている結婚指輪作り。

あと一歩で彼のリングも完成を迎えることになり、

その工程に一呼吸を置くことになりました。

 

今日は最後の大切な作業。

コンコンと叩き模様でリズムと楽しさを、

一度だけの作業で、屋久島からお二人に届けたい!

platinum、ラウンドシェイプ 、叩き模様

ここにwaveのアウトラインが加わったスタイルを彼が選んでくれました。

 

デザイン作りの段階では、違ったデザインだったけど、

彼女のリングデザインと一緒にしたいです!と、お揃いを選んだ場面があって、

二人っていいなあと思ったのをよく覚えてる。

影響受けたり、相談したり、一番近くに大切な人がいるって素敵なことだと思う。

ゆっくりと向かい合って、初めて見えるデザインがあるのだ。

ここからアウトラインを整えて、ダイヤモンドをセットして、オリジナルの刻印を施して、

指輪が出来上がる頃にはもう山茶花も咲き始めてるかもしれません。

 

まだ紫陽花が咲いてた頃からハイビスカス、ヒマワリが咲く真夏を抜けて、プルメリア、サキシマフヨウ、コスモスも咲きました。

長い間お待ちいただきまして本当にありがとうございます。

11月にまたここで。

出来上がりが今からとても楽しみです!

 

屋久島でつくる結婚指輪

 

制作編

屋久島サウス、雨の日に作ろう! 大きなワクワクに包まれた、お二人の小さな結婚指輪

 

出会い編

七夕!初めての屋久島旅。しずくギャラリーで結婚指輪の相談会