アトリエではこれが知らぬ間にたくさん咲いていて、
ギャラリーへ行くと、これが姿を現していた。
薄暗くなると、窓ガラス越しに虫の姿も見るようになり、いよいよこちらは生命力が溢れる季節となってきたのを肌で感じ始めている。
こうなってくるともう、植物の生命力に圧倒されるばかりで、
気を抜いていると自然の力強さにやられてしまう。
今年も最高に楽しめるように、こちらも体力付けてしっかりしなくっちゃ。
そんな小さな誓いを密やかにたててみた今日。
みなさん、こんにちは。
そちらの春をいかがお過ごしですか?
こちら屋久島にはアクティブなシーズンがやってまいりましたよ!
サクラが咲き、トビウオがはねる3月です。
森もこれから素晴らしいのではないでしょうか。
今日の制作机より。
ゴールドの塊を叩いては伸ばしを繰り返し、
ここにしずくのカタチが現れました。
内側にちょうどオレンジ色のガーネットが合わさるような大きさで、
これでだいたい1cmほどの大きさだろうか。
ここからかなりの量を削り落としてカタチを整えてゆくので、
最終的にはもっと小さくもっと繊細に仕上がる予定なんです。
金属を溶かして叩く。切り落として、火を当ててくっつける。
作業は何千年も昔から変わらない工法により進められていて、
その作り方だと、全ての作業に手の跡が残り、出来上がってくるものはたとえ同じデザインでもそれぞれが唯一であるところが僕は気に入っていて、進んでこの工法を選ぶことにしています。
雨のしずくのカタチが全て違っているなんて!なんて素晴らしいことなんだろう。
島の自然が持つ多様性に励まされながら、今日もジュエリーを作っています。
ここまでくると、もう折り返し地点の手前頃ですからね。
しずくのシズクネックレス、明日も続きを楽しみにしていてください!
石を選んで頂いてジュエリーをお作りする。
また新しい楽しみが生まれてきましたので、こちらもみなさんピンと来られた際はどうぞよろしくお願いします。