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結婚指輪を手にする前と手にした後に。 オーダーメイドとメンテナンスについての1.2.3 #屋久島でつくる結婚指輪

そろそろ雨の季節が始まるので、しずくギャラリーの庭の芝刈りをやっておいた。

芝を刈った瞬間はスカッと爽やか涼しげになってしまうので、

こちらはその前の姿。

でも、涼しげなのも一瞬。

2〜3日経つと、あれ?もうこんなに!と驚くほど復活しているのが屋久島流であります。

 

草払い後にお隣の地域、湯泊まで足を伸ばして、

裕子さんと一緒にやってきたのは、はまゆさん。

もう夏近しですね!

かき氷の暖簾もかかっておりました。

はまゆさんは、毎回新しいデザートが発表されるスタイルなので、ほんと困ってしまう笑

まずはおきまりのバナナクリームタルトから初めて、

次はこちら、ホワイトチョコのブラウニーをペロリといただいて、

もう一つ、ケーキをお持ち帰りしてしまった。

 

さて、アトリエです。

レディースリングの造形作業はここまでやってきました!

角ばったプラチナの塊がこのようなアウトラインに至るまで、

使ったのは鉄鋼ヤスリと紙やすりで、

屋久島の自然のリズムを写しこむように手を動かしてゆくと、

有機的なフォルムが現れた。

 

全体的には柔らかで丸いラウンドシェイプのスタイルであって、

よく見ると表面にぐるりと一周、螺旋のような切り込み模様を施してあるデザインは、お二人との会話の中で出来上がったものなんです。

でもこのデザイン、もちろん最初からイメージがあったわけじゃなくて、

「ウェブサイトを見て連絡しました!」

とメールをいただいたのが、今思うと全ての始まりでした。

 

結婚指輪を手にする前に、どんな流れで制作が進むんだろう??

多分わかりにくかったかもしれません。

声をかけてもらえたこと。

それが最初の第一歩となりました。

 

そこからサイズやボリューム感など、

お二人と一緒に使いやすい寸法を打ち合わせし、付け心地の良さと一致させるようにデザイン作りを進めてまいりました。

一番大切にしたのは、お二人の暮らしにフィットする心地よさでした。

あと少し。あと少しでこの指輪も完成となってお二人の元にお届けとなります。

喜び一杯でもあって、でもなんとなく少しさみしくなるような気もしたり。。

ずっと長くお使いいただけますように。

 

そうですよね。

ずっと長く使いたい。

そして、メンテナンスのタイミングは。

外した時にどのように保管すると良いだろう?

そんなことも気になると思います。

 

小さな傷が気になったりした時に、多分2,3年に一度くらい、

僕がお預かりしてお磨き直しさせていただいてます。

 

お仕事の都合などで外した時も、プラチナなので変色を機にすることないので、とっても安心。

家では無くさないようにケースに入れたり、

スポーツなどのアクティブティの際にはネックレスのチェーンに通したり、

外出先では専用のソフトケースに入れるのもオススメです。

 

雨の日も夏も冬も、暮らしの中にいつもある結婚指輪だから。

良きパートナーになってくれるような

そんな結婚指輪を求めています。

 

屋久島でつくる結婚指輪

 

制作編

屋久島に季節、巡る、結婚指輪作り。プラチナリング に永遠を感じました。

屋久島からお届けします。花のある暮らし。ミカンの花のネックレス。

屋久島の百合バック 手にジュエリーのケース オーダーメイドのジュエリー作り 屋久島花とジュエリー

みかんの花をかたどったネックレスが出来上がって、

箱に入れて、プレゼント用にリボンを巻いて、お花つながりが嬉しくなって、満開の百合と一緒に並べる。

ご近所さんが散歩にやってきて、今年はよく咲きましたねえ、なんて話をして、毎年繰り返す恒例の行事のようでもあった。

近くに咲けば眺めたり、一輪を買い求めて部屋に飾ってみたり、そしてジュエリーも。

花と一緒にある暮らしは、幸せ。なかなか幸せだなあと思う。

 

屋久島から高知へ。

これから海を渡るジュエリーです。

 

屋久島の百合バック 手にジュエリーのケース 花のネックレス シルバー、ダイヤモンド オーダーメイドのジュエリー作り 屋久島花とジュエリー

みかんのネックレス sv950, k18 yellow gold, diamond

 

 

お問い合わせ
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

屋久島に季節、巡る、結婚指輪作り。プラチナリング に永遠を感じました。

屋久島の雨、ユリの花 屋久島日々の暮らしとジュエリー オーダーメイドマリッジリングのインスピレーション 屋久島でつくる結婚指輪

5月になってまた一段と雨が多くなってきた。

アトリエのほんのすぐ近くに咲きはじめたユリのことが気になって、

傘をさして出かけてみると、

雨粒いっぱい浴びて、より元気になっていて驚いた。

それはそうですよねw

この雨でまた開花は進むだろう。

オレも花に見習ってどんどんジュエリー作り進めていかなくっちゃ!

そんな思いでアトリエに戻りました。

 

オーダーメイドマリッジリングの制作過程 屋久島ジュエリーのアトリエ プラチナ 屋久島でつくる結婚指輪

pt900 wedding ring work in progress

 

冬の一番寒い頃、海の向こうからお便りをいただいて、春の間デザイン作りを進めたお二人の結婚指輪。

初夏の兆しを感じる屋久島で制作が始まっています。

 

メンズの造形作業もいよいよ終盤となり、

鉄鋼ヤスリを荒い紙ヤスリに持ち替えて、アウトラインを滑らかに整えてゆきました。

シンプルなスタイルのプラチナリングです。

 

シンプルなスタイルのリングをつくることになって、大切にしたかったことは

付け心地優しく、感じて、想うこと。

毎日ずっとつけているものだから、ここから何か感じることができれば素敵だろうと思った。

 

今年もまた百合の花が咲いて

雨が降って

潮の満ち引きも、月の満ち欠けも。

 

ここには時間の巡りがあって

私たちもまたその大きな時間の一部なんだなと感じることがある。

 

 ぐるりと一周。リングの表面に削り出したリズム。

お二人の出会いや時間もまた、永遠の中にあるものですね。

 

クローズアップ 屋久島の雨、ユリの花 屋久島日々の暮らしとジュエリー オーダーメイドマリッジリングのインスピレーション 屋久島でつくる結婚指輪

夕暮れ時、ピタリと雨が止んだ頃。

オーダーメイドマリッジリング 屋久島の緑バック プラチナ 屋久島でつくる結婚指輪

指輪も綺麗に磨き上がりました。

雨粒いっぱいのユリの前でプラチナリング を手に取ると、

光を受けて輝く白い部分と影になった黒い部分、プラチナ特有のコントラストがあって、

そこに島の緑も写り込んでいた。

 

屋久島でつくる結婚指輪

 

制作編

屋久島にありがとう!百合の開花とともに進める、[シンプル×プラチナ]結婚指輪作り。

 

始まり編

ゴールドとダイヤモンド、小さなしずくのネックレス&雨とプラチナ、ハイビスカス、南国屋久島の結婚指輪作り。

屋久島にありがとう!百合の開花とともに進める、[シンプル×プラチナ]結婚指輪作り。

オーダーメイドマリッジリングの制作風景 屋久島ジュエリーのアトリエ プラチナ 屋久島でつくる結婚指輪 屋久島の海モチーフ

pt900, wedding rings work in progress

 

素材はシンプルに。プラチナ2本の結婚指輪作り。

アトリエではメンズとレディース、制作工程の第一歩が終わって、

これからいよいよ本格的な造形作業へと進むところ。

 

時折窓の向こうに、屋久島の5月を眺めながら作業机に向かってます。

屋久島百合の花 屋久島花とジュエリー オーダーメイドジュエリーのモチーフ

最近、目を離せないのは、何と言ってもユリ!

屋久島では20cmほどの大きく白いテッポウユリが道端や庭先にほんと普通に咲いていて、

島に来て10年になるけど、いまだにこの季節になると豊かだなあと感心してしまう。

 

朝みて夕方になると開花が進んでるペースで、

場面2 オーダーメイドマリッジリングの制作風景 屋久島ジュエリーのアトリエ プラチナ 屋久島でつくる結婚指輪 屋久島の海モチーフ

プラチナリングの造形を始め

場面3 オーダーメイドマリッジリングの制作風景 屋久島ジュエリーのアトリエ プラチナ 屋久島でつくる結婚指輪 屋久島の海モチーフ

鉄鋼ヤスリを片手にガリガリと、メンズリングの表面に斜面を施し、

場面4 オーダーメイドマリッジリングの制作風景 屋久島ジュエリーのアトリエ プラチナ 屋久島でつくる結婚指輪 屋久島の海モチーフ

次の日にも鉄鋼ヤスリ片手にソフトタッチに切り替えて作業は続き、

全体が丸く柔らかく整ってきた頃、

屋久島百合の花 屋久島花とジュエリー オーダーメイドジュエリーのモチーフ

百合の花はもう8分咲きになっていました!

 

満開もいいけど、これくらいの感じがシャッキとして、上がり調子感あって、

夕暮れ時、作業の合間に海までの道を歩きながら何気なく眺めてるだけで、元気になりました。

 

今日も屋久島にありがとう。

指輪作りも百合の開花とともに進めてゆこう。

日に日に夏らしくなる雲のモコモコとともに進めてゆこう。

屋久島の海、空 屋久島海とジュエリー オーダーメイドマリッジリングのモチーフ

 

屋久島でつくる結婚指輪

 

制作編

屋久島の海に初夏を見つけた日。自然のリズムとハンドメイド。プラチナ結婚指輪作り、最初の第一歩。

一周年の記念に一粒のダイヤモンドを。やっぱり屋久島の雨が大好き![しずくのブレスレット ]を作りました

サプライズでプレゼントすることになっていたブレスレット。

出来上がるまでずっと密やかに制作を進めつつ、

ゴールデンウィークのしずくギャラリーで、晴れてお二人にジュエリーをお届けいたしました!

 

今日は彼が彼女にプレゼントしたブレスレットのお話です。

屋久島しずくギャラリーの庭 手と手オーダーメイドブレスレット 屋久島のしずくモチーフ ゴールド、プラチナ、ダイヤモンド 屋久島でつくる結婚指輪

「今年の5月に結婚して1年のお祝いに屋久島に行きます」

1ヶ月半ほど前メールをくれた彼。

 

大切な記念の日を、彼女と大好きな屋久島で過ごしたくて、

その記念に屋久島で生まれたジュエリーを作って欲しいと言ってくれたんです。

素敵な瞬間にジュエリーを介してご一緒できることになって、本当に嬉しかった。

 

お二人がしずくギャラリーに来てくれて、

彼が彼女の手首にブレスレットをつけてあげた瞬間、彼の手も震えてたけど、

わたしも感動でいっぱいになりました!

お二人も、ギャラリーの空気も全部ハッピーに包まれてた。

 

オーダーメイドジュエリー、手のひらに 屋久島の花バック 屋久島雨のしずくモチーフ ゴールド、プラチナ、ダイヤモンド 屋久島でつくる結婚指輪 雨のしずくブレスレット 18k yellow gold, platinum, diamond

 

イエローゴールド の細いチェーン。

散りばめたプラチナの粒々の一つに、ダイヤモンドを一つセットいたしました。

一周年の記念に一粒のダイヤモンド。

 

 

ちょうどこのブレスレットを作ってる間は屋久島が雨の季節に入った頃で、

ポツリポツリ雨音を聞きながら作業机に向かってました。

屋久島しずくギャラリーの庭 屋久島の花、雨のしずく オーダーメイドジュエリーのモチーフ

やっぱり雨上がりのしずくが大好き。

 

「繊細なゴールドのブレスレットがいいと思うのですが。」

とリクエストを伝えてくれて、

今回のデザインを思いついたのは、実は一瞬のことだったんです。

 

そうだ。屋久島の雨のしずくをモチーフにしたブレスレットを作ろう!

屋久島ジュエリーのアトリエ オーダーメイドブレスレット 屋久島のしずくモチーフ ゴールド、プラチナ、ダイヤモンド 屋久島でつくる結婚指輪

細くて、丈夫で、粒々感があって、

ゴールドのボールチェーンはこだわって選びました。

 

そしてそして、もう一つ。

彼と一緒に相談してデザインしたのがこちら。

場面2 屋久島ジュエリーのアトリエ オーダーメイドブレスレット 屋久島のしずくモチーフ ゴールド、プラチナ、ダイヤモンド 屋久島でつくる結婚指輪

金具近くに葉っぱのプレートが見えますか?

このデザイン、彼がくれた言葉から生まれたものなんです。

「屋久島をイメージした時に、雨に濡れた植物のしずくがキラキラ光っている情景が頭に浮かびました。」

 

想いの数って無数にあって、

その想いをジュエリーに変えると、たぶん全てが新しくなるのだろう。

お二人のブレスレットを作ってまた一つ大切なことを知りました。

 

愛おしい想いをジュエリーにと言ってくれるみんながいる。

明日もまたジュエリーを作ってゆこう。

 

楽しいジュエリー作りをありがとうございました!

一周年おめでとうございます!

 

 

 

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで。

デザインや素材をアレンジして、ジュエリーをお作りいたします。

ご予算などもお気軽にご相談ください。

 

お問い合わせ
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

 

 

 

 

制作編

屋久島 雨の日 いつもの時間。ゴールドとプラチナ、ダイヤモンドでしずくのジュエリーをつくる!

 

東京から初夏の屋久島へ。しずくギャラリーで結婚指輪の相談会でした。

初夏のようだった屋久島サウスの1日。

土曜日のしずくギャラリーには、東京からお二人が結婚指輪の相談会に来てくれました。

あれだけ降り続いた雨もピタリと止んで、川の水がどこまでもクリアだった!

そして、ついつい川辺に引き寄せられる3人w

モコモコのモンステラやシダの葉に囲まれて、インスピレーションいっぱいの相談会でした。

冷たかった川の水、お花いっぱいのギャラリー、5月の緑。

ここ屋久島にやってきたんだ!

キラキラだったお二人の時間を刻み込むような指輪を作りたい。

 

オウレンのネックレス

material: platinum900, 18k yellow gold, diamond
size: 1.0cm 

Delivery time is within 1 months.
Make by custom, One-of-a-kind .

こちらの作品はサイズを合わせてオーダーメイドにてお作りいたします。
ご注文からお届けまで約1ヶ月。

お問い合わせ
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

さあ、春の森に出かけよう!屋久島の小花とともに、“オウレンのネックレス”を届けたい。

horizon ring in platinum and yellow gold #屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドマリッジリング 白バック ゴールド、プラチナ 屋久島の水平線モチーフ 屋久島でつくる結婚指輪 オーダーメイドマリッジリング 白バック ゴールド、プラチナ 屋久島の水平線モチーフ 屋久島でつくる結婚指輪 オーダーメイドマリッジリング 白バック ゴールド、プラチナ 屋久島の水平線モチーフ 屋久島でつくる結婚指輪 オーダーメイドマリッジリング 白バック ゴールド、プラチナ 屋久島の水平線モチーフ 屋久島でつくる結婚指輪

material: 18k yellow gold, platinum
size: 2.1mm wide, 1.8mm wide

Delivery time is within 2 months.
Make by custom, One-of-a-kind .

こちらの作品はサイズを合わせてオーダーメイドにてお作りいたします。
ご注文からお届けまで約2ヶ月。

屋久島の海と空。どこまでも続く境界線を眺めながら結婚指輪を作りました。[ゴールド×プラチナ]水平線の指輪

“water ring” with 11diamonds set in yellow gold #屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドエンゲージリング 白バック 屋久島の水モチーフ 屋久島でつくる結婚指輪

material: 18k yellow gold, diamond
size: 3.0mm wide, 1.5mm diamond

Delivery time is within 2 months.
Make by custom, One-of-a-kind .

こちらの作品はサイズを合わせてオーダーメイドにてお作りいたします。
ご注文からお届けまで約2ヶ月。

屋久島で感じた、水のイメージ。[ゴールド×ダイヤモンド]連なるひかりのように見えたエタニティリング。

屋久島の海に初夏を見つけた日。自然のリズムとハンドメイド。プラチナ結婚指輪作り、最初の第一歩。

屋久島サウスにも少しずつ夏が近づいている。 ほんと、久しぶりに雨が上がったので、海に出かけると、 

水もあたたかで、太陽眩しくて、いつものビーチでは初夏兆しを見つけました。

ゴールデンウィークのはずなのに、不思議とビーチには誰もいなかったのは、みんな知らないからかな?

ちょうど新しく始まった指輪作りは波のリズムを写し込むようにデザインしたものだから、作業の合間にもまたここに来ようと思う。浅瀬で軽くバシャバシャやってまたアトリエに戻ろう。

感じながら作る、というのがずっとしたかったのだなと思う。

遠景よりも案外水辺が大好きで。

気がつくとどんどん地べた近くなって、水浸しになってます笑

さて。アトリエでは今日も結婚指輪作りです。

作業机に向かってると、海の余韻感いっぱい来てました!

まずは最初の第一歩!

お二人のために配合したプラチナ素材を鉄の芯金に当てて、

グイグイと力をかけて、くるりと巻いて、

つなぎ目に火を当てて、リング状に造形しています。

 

コンピューターでつくるような均等、均一さも気持ちいけれど、

手作業から生まれる“揺らぎ”というものがあって、 それをぜひ皆さんにも味わってもらえたらと思ってる。

ずっと奥の方にグッと響くんです。 

 

有機的なバランス、 とでもいいましょうか。 

島に暮らしていると、自然の中で感じてるこの世界の絶妙なバランスを現したくなって、見つけたのが今のスタイルだったんです。 

 

手作業で全体のバランスをとりながら進む。細かいズレがあると、ピポットして、また進む。 

大切なのは調和とリズムでした。

夕暮れ時、落ち着いてきた光の下でリング状に造形したプラチナを眺めてると、リング表面に屋久島がぼんやりと写り込んでいた。

今日にありがとう。

明日もまた、指輪作りです。

 
 
 
 
 
 
 

[屋久島を旅して結婚指輪を受け取るストーリー]大阪から屋久島へ、しずくギャラリーでご結婚のお祝い会!

屋久島しずくギャラリー 屋久島の花、雨 屋久島でオーダーメイドジュエリーの販売 屋久島でつくる結婚指輪

shizuku gallery Yakushima South

 

ゴールデンウィークの5日目。

新年号となって最初の日。

今日はずっと心待ちにしていた日だったんです。

屋久島は朝から雨。

わたしは朝からずっとわくわくソワソワで、

 

屋久島の緑バック ケースにオーダーメイドマリッジリング 屋久島でつくる結婚指輪 プラチナ、ダイヤモンド

出来上がったプラチナリングをケースに入れて、

しずくギャラリーでお二人がやってくるのを待っていました。 

 

屋久島しずくギャラリー 屋久島でつくる結婚指輪 オーダーメイド相談会

大阪から海を渡ってきてくれたお二人との初対面!

指輪作りが始まって、これまでずっとメールでのやりとりだったので、

今日こうしてお会いできたのがとても嬉しい!

 

「インスタグラムで見てた、本物のしずくギャラリーです!」

「お、ありがとう!いつもこんなとこで写真を撮ったりしています。」

とか、

「朝一番で婚姻届を出しました!」

とか!

対面すると、これまでの指輪作りのあれこれも蘇ってきて、

初めてなはずなのに、最初から最後までずっと話しが尽きなくて、

小さな結婚お祝い会のような感じだったなあ。

 

指輪作りでは、去年の暮れにお二人が送ってくれたアイデアスケッチをもとにデザイン作りをしたのが新鮮で、今となってはもう素敵な思い出。

今とても夢中です!お二人と一緒に作った結婚指輪のイメージ かたちになる瞬間 #屋久島でつくる結婚指輪

 

オーダーメイドマリッジリング 屋久島しずくギャラリーのディスプレイ プラチナ、ダイヤモンド 屋久島でつくる結婚指輪

wave ring in platinum. new cutting line on surface

 

細身で繊細。プラチナのリング。

彼女のリングにはダイヤモンドをセットいたしました。

 

リング幅は2.0mmと1.7mmと微妙に違うものの、

こうして並べてみると、メンズレディースともに、すっきりと細身のアウトライン。

ギャラリーのディスプレイに置くと、リング全体が緩やかにカーブしていているのがよくわかりました。

プラチナの色調が明るかったり黒っぽかったり、コントラストが高いのは、

表面に施した切り込み模様に光が反射しているからなのですよ。

 

それにしても、

最近は男子も細身にリングをさらりと選んでくれるのが印象的で、

皆さんお揃いでゴールド、プラチナの色合いも上手にコーディネートしてくれます。

 

聞けばお二人も平成生まれで、

相撲で言うと、お二人は朝青龍の時代で、

昭和生まれのわたくしは千代の富士、的な。

それはオレの時代とは違っているはず!

 

自由な結婚指輪、いいですね。

作ってるわたし自身もずっと憧れでなんです。

 

屋久島しずくギャラリーの前で記念撮影 屋久島でつくる結婚指輪

初めてお互いに指輪をつけあってから、

ずっとつけたままにしてくれたお二人。

素敵な瞬間をご一緒できて、こちらも幸せいっぱいになりました。

 

遠くから来てくれてありがとう。

ご結婚おめでとうございます!

 

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

 

屋久島の花、蝶々 屋久島日々の暮らしとジュエリー オーダーメイドマリッジリングのインスピレーション

 

 

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tel: 0997-47-3547

 

制作編

[プラチナリング ×二人だけ]大阪と広島から、屋久島へ。5ヶ月目となったオーダメイドの結婚指輪作り。

ゴールドとダイヤモンド、小さなしずくのネックレス&雨とプラチナ、ハイビスカス、南国屋久島の結婚指輪作り。

今日、海の向こうに届いたしずくのネックレス。

「ありがとうございます!平成最後の佳きチョイスとなりました!」

と嬉しいメールをいただいて

「明日からは、始まりのひとしずくでもありますね」

とメッセージを返信した、屋久島サウスの昼下がり。

しずくのしずくネックレス 18k yellow gold, diamond

 

一粒のダイヤモンド。

最初の一雫。

はじめの第一歩。

一つ大切にしたいこと。

one heart

one love 

一所懸命。

一っ飛び。

 

一つ。という言葉に力強さを感じるのはなぜだろう。

ジュエリーなので、もちろん、つけて美しく。

でもそれだけじゃなくて、

自分自身が何かを感じていることのできるものを作りたかった。

 

毎日ずっとつけていても大丈夫なように、

そこは大切にしたところで、

できるだけコンパクトなペンダントトップのサイズ感を選びました。

その中にできるだけ大きなダイヤモンド。

その二つを組み合わせると、

つけたときにダイヤモンドが浮き上がって見えるんです。

キラリ

まるで本当のしずくが輝いているように。

 

言葉になったり、時には言葉にならなかったり、

でも胸にグッと来ることってあると思う。

ジュエリーで何かを感じることができれば嬉しい。

そんな思いを抱きながら作った、小さなしずくのネックレスです。

 

 

昨日、今日と屋久島サウスで激しく降り続いた雨。

明日もまた雨が降るという。

 

雨にも呼吸が合って、大きく吸い込んで、ピタリ、と止む瞬間があって、

そのタイミングを狙って走って行った海。

 

アトリエでは今日から新しく指輪作りが始まって。

その素材となるプラチナを雨の下でチェックしていました。

金属は鏡のように世界を写し込むのが素敵なところですよね。

角度をかえては変化する輝きに夢中になってたら、

プラチナにポツリ、雨のしずくが宿りました。

 

窓の向こうにはハイビスカスも咲き始めたし。

雨も多くなってきたし。

これから潮風も、モワッとあたたかになるだろう。

5月になってようやく訪れた、南の島の空気を感じました。